PlayStation Portable

アドベンチャープレイヤー

更新日 2025/04/09
アドベンチャープレイヤー
フロム・ソフトウェアが2005年に発売したアドベンチャーゲーム作成ツール
PSPとPCの連携を前提としたソフトで、PCで作成したゲームをPSPで再生する形式
単体でも遊べるが、収録のホラーADV3本は短編でボリュームは少なめ
真価はユーザーが作成・共有するアプリ(ゲーム)のプレイにあり
開発用ソフト「ADVPスタジオ」は公式サイトで配布されていたが現在は入手不可
UMD内蔵のBGMやSE、グラフィック素材のみ使用可能で自由度に限界あり
独自のBGMや画像、音声は使用不可。レイヤーや動画も非対応
自作ゲームはUSB接続でメモリースティック経由でPSPに転送する必要がある
画像はJPEG形式のみ対応、表示サイズは全画面と四分割の2種のみ
テキストアドベンチャー作成も簡単ではなく、構築にはフラグ管理の知識が必要
作成ツールのUIが悪く、確認操作が多くテンポが悪い
テストプレイがPCでできないため、都度PSPに転送して確認する必要あり
SEは1,500種近く収録、BGMは230種程度。ただし自由使用はできない
作成したゲームはメールやアップローダで他人と共有できる
メモリ使用量は軽く、32MBでも複数作品の保存が可能
PSP上で動かせる自作ADVという唯一無二の魅力がある
ロード時間は短く、快適に動作する点は評価されている
製作ツールの難解さがユーザー数の伸び悩みの原因となった
初心者向け機能や簡易ツールの未整備が普及を阻害
ADVPスタジオが難解で、習得に時間がかかるとの声が多い
完成度の高いユーザー作成アプリも存在し、逆転裁判風やパズル作品もあり
バックログ機能などアドベンチャーに求められる機能が不足
公式サイトは更新停止、コミュニティの盛り上がりも途絶えた
有料配信コンテンツの方向性にも疑問の声(例:アイドル系)
ツールの改善・継続的サポートがあれば名作になり得たとの評価も多い
PSP版の「ツクール」的存在だったが、見切りが早すぎて衰退
現在ではADVPスタジオ未入手の場合、内蔵ゲームしか遊べず実質価値が乏しい
評価は「惜しい作品」「着眼点は良かったが実装が追いついていない」という意見が多数
PSPでのADV制作という挑戦的な試みだが、ツールの不便さがすべてを台無しにした
PSPのゲーム制作ソフトとしては極めて珍しい存在で、今なお一部に根強いファンもいる
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
4,180
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
950
国内売上数
0
世界売上数
0