コンシューマーゲーム大辞典

FIFA 13はEA Canadaによって開発され、Electronic Artsが全世界で発行したサッカーシミュレーションゲーム。
2012年9月に大部分の地域でリリース、10月に日本版を発売。
PS3用にPlayStation Move、Xbox 360用にKinectセンサーを初めて搭載。
新機能としてFirst Touch Controlや新しい祝賀アクションが追加された。
デモ版が2012年9月11日にリリースされ、199万回のダウンロードを記録した。
Wii U版は独自のタッチ機能を搭載し、リアルタイムの試合管理が可能。
30の主要リーグが含まれ、サウジプロリーグがシリーズ初登場。
46の代表チームが登場し、インド、ボリビア、ベネズエラが11年ぶりに戻る。
キャリアモードでは国際チームの管理が可能になった。
「FIFA Ultimate Team」モードで、選手カードを集めて自分のチームを構築できる。
ゲームには26のスタジアムが含まれ、トッテナムのホワイトハートレーンなどが新たに追加。
コンソールごとに異なるカバープレーヤー設定で、北米版はリオネル・メッシが表紙。
WiiおよびPS Vita版は、前年のタイトルを再利用したものと批判される。
FIFA 13は特にiOS版やPS3版が好評で、全体的な評価は高かったが、特定プラットフォームでは批判もあった。
イギリスで初週に123万本を売上、出荷4週間後には740万本に達し、史上最大のスポーツゲームの立ち上げとなった。
日本ではPS3、PS Vita、Xbox 360、Wii U用に発売され、PCとiOSではローカライズなしで提供。
EA Sportsは、将来のタイトルで「Legacy Edition」ラベルでリサイクル開発を行う方針を示した。
FIFA 13はスピーチに元々の録音を使用し、実況解説も新たに追加。