スーパーファミコン

赤ずきんチャチャ

更新日 2024/11/22
赤ずきんチャチャ
概要
1996年8月9日、トミー(現タカラトミー)よりスーパーファミコンで発売。
人気アニメ『赤ずきんチャチャ』のゲーム化で、アニメ版をベースにしたオリジナルストーリーを展開。
ジャンル
RPG風アドベンチャーゲーム。
コマンド選択式の戦闘とRPG風のフィールド移動が特徴。
ストーリー
主人公チャチャと仲間たちが、平和な町に起こる事件を解決しながら、最終的に敵である妖術師ドドリーマーに立ち向かう。
ゲームの流れ
全8話構成で、各話ごとに物語が展開。
戦闘はすべてボス戦のみで、ザコ戦はなし。
戦闘システム
サイドビュー方式のコマンド選択型。
魔法やアイテムを駆使して戦うが、成長要素は限定的。
チャチャの「マジカルプリンセス」変身が特徴。
RPG風要素
ダッシュ時の演出や樽・タンスのアイテム探索などRPGの雰囲気を楽しめる。
経験値や通貨の概念はなく、イベントで成長。
戦闘バランス
初期の戦闘は厳しいが、アイテム回収や補助魔法で後半は簡単になる。
状態異常魔法が全ボスに効くため攻略が単調になりがち。
キャラクター
原作キャラが多数登場(セラヴィー、しいねちゃん、リーヤなど)。
ドット絵の表現力が高く、キャラクターの動きが豊か。
マップと演出
原作に忠実な町やフィールドデザイン。
ダッシュでほうきに乗る演出や雪の足跡など細部が丁寧に作られている。
音楽と効果
戦闘曲は2種類のみ。
メニュー操作でBGMが初期化される仕様がやや不便。
ゲームバランスの課題
ザコ戦がなく、成長要素が乏しい。
初戦が非常に難しく、以降は簡単すぎる。
セーブ機能
ファイルコピーができず、セーブは1スロットのみ。
ラスボス後にセーブ可能という珍しい仕様。
ボリューム
1話15~20分で進行し、1日でクリア可能。
ゲーム内容が薄く、やり込み要素が少ない。
戦闘の単調さ
魔法は最初から全て覚えており、新しいスキルの習得がない。
属性の概念がなく、どの魔法も効果が似通っている。
問題点
戦闘回数が少なく、RPGとしての満足感が低い。
理不尽な謎解きや移動の不便さが一部で発生。
評価点
ドット絵や演出が丁寧で、原作ファンには楽しめる内容。
ボス戦中の会話演出や、細やかなグラフィック表現が魅力。
賛否両論
ファンにとっては楽しめるが、RPGとしては不満が残る内容。
ADV的な軽いゲームプレイを求める人向け。
対象層
小さい子供や原作ファンに最適な難易度。
RPGらしさを期待するプレイヤーには不向き。
総評
ファンアイテムとしては良作だが、ゲームとしての完成度は普通。
ボス戦中心の構成や成長要素の乏しさがネック。
結論
原作ファンにはおすすめできるが、中古価格を考慮するとコストパフォーマンスは低い。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
7,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
0
ハード
スーパーファミコン
ジャンル
RPG
シリーズ
赤ずきんチャチャシリーズ
開発元
発売元
トミー
国内売上数
0
世界売上数
0