PlayStation 4

零 ~濡鴉ノ巫女~

更新日 2025/06/30
零 ~濡鴉ノ巫女~
評価:旧作からのファン+新規プレイヤー双方におすすめされている
■ PS4版における特徴
PS4版は安定した動作(60FPS/30FPS選択なし)
PS5版へ無償アップグレード対応
セーブデータの不具合報告は少なく、比較的安定している
フォトモード搭載(下から撮るとキャラが消える仕様あり)
PS4版でも「濡れ」「透け」表現は高クオリティ
■ グラフィック・演出
グラフィックは高精細化され、悪霊もキャラも美麗に
水・湿気の表現に注力、濡れることで服が透ける演出強化
ホラーというより“美しさ”“哀しさ”を感じる演出多め
和製ホラーらしい「静かな恐怖」と「間」の演出が特徴
■ ゲーム内容・システム
カメラ「射影機」で幽霊を撮影し戦う独自のバトルシステム
シャッターチャンス/フェイタルフレームで高ダメージ
幽霊はワープや壁抜けなど理不尽な動きもあり緊張感あり
主人公は複数(夕莉、美羽、蓮)、章立て構成で入れ替え制
章ごとの切れ目が多く、連続的な没入感にはやや欠ける
■ 雰囲気・ストーリー
舞台は霊山「日上山」:心霊スポット要素満載
伝承・儀式・幽婚・自殺など日本的な死生観がモチーフ
巫女たちが人々の死の想いを受け止めるという物語構造
幽霊側にも哀しみや事情があるドラマチックな描写あり
■ 難易度・初心者向けポイント
シリーズ中もっとも怖くない=初心者に最適
一部イベントやテキストで旧作とのつながりも補完可能
アクション要素はあるが、操作は複雑すぎず直感的
「走り方がオラついてる」主人公・夕莉は異色ながら操作性は良好
■ 注意点・マイナス面
狭い場所でのカメラ挙動に難あり(特にダッシュ中)
ゴーストハンド仕様は改善されておらず理不尽な場面も
フォトモードの制限(角度、表情等)に不満あり
一部でホラーより「エロ寄り」との声も(演出の趣味が分かれる)
■ 総評
リマスターにより「いつでも遊べる」環境が整ったことが最大の魅力
怖すぎず、美しく、儚い“和ホラー”の入門として最適
『零』シリーズの再出発点として、旧作ファンも新規も歓迎される作品
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,280
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,650
国内売上数
26,311
世界売上数
0