コンシューマーゲーム大辞典

「Hand of Fate」はオーストラリアのスタジオDefiant Developmentによって開発されたアクションRPGローグライクデッキビルディングゲーム。
2014年7月7日に早期アクセス版がリリースされ、2015年2月17日に完全版が発売された。
プレイヤーはカスタマイズ可能なデッキから選ばれたカードで生成されたランダムダンジョンを進む。
ゲームはテーブルトップ形式で進行し、神秘的なディーラーが物語をナレーションする。
戦闘では、プレイヤーがリアルタイムで攻撃や防御を行うバトルスタイルに切り替わる。
プレイヤーは進行によりトークンを獲得し、次のダンジョンに使える新しいカードを手に入れる。
ストーリーモードでは、プレイヤーは13体のボス（ディーラーを含む）を倒す必要がある。
各ダンジョンの探索は複数のフロアで構成されている。
イベントにはNPCとの出会いやショップも含まれ、プレイヤーは選択肢を持つことができる。
特定のイベントでプレイヤーのヘルスや食料、ゴールドなどが変化する。
勝利または敗北にかかわらず、新しいカードを得るためのトークンを受け取る。
「Hand of Fate」は、Kickstarterキャンペーンでの資金調達に成功し、開発が進められた。
総数約400，000本が売れ、1.5百万ダウンロードを記録。
続編「Hand of Fate 2」は2017年11月にリリースされ、より多くの挑戦と仲間が追加された。
Defiant Developmentは2019年にスタジオを閉鎖するが、サポートは継続されている。
ボードゲーム版「Hand of Fate: Ordeals」も開発され、クラウドファンディングで成功を収めた。
Metacriticの評価は全体で良好なスコアを得ている。
ヴィータ版は開発問題で中止され、初期はPCに重点が置かれていた。
ゲームエンジンはUnityで制作された。
競技会とイベントでの紹介など、特別な会議で側面が強調された。