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西村京太郎ミステリー スーパーエクスプレス殺人事件

更新日 2025/03/19
西村京太郎ミステリー スーパーエクスプレス殺人事件
前作: 『ブルートレイン殺人事件』に続くシリーズ第2作
ストーリー・設定
舞台: 大阪府警本部から始まり、新幹線「ひかり323号」のツイン個室で女性の絞殺死体が発見される
主人公: 亀井刑事(十津川警部シリーズの亀さんが主人公)
西村京太郎原作のミステリーをゲーム化
ストーリーはデザイン業界が絡んでおり、サスペンス要素あり
証拠を集めながら聞き込みを進める
ゲームの特徴
コマンド選択式アドベンチャーで操作はシンプル
プレイヤーの聞き込みが完了しないと移動コマンドが出現しないため、聞き逃しを防ぐ設計
メモ機能があり、プレイの間が空いても進行状況を把握しやすい
コンティニューはパスワード方式
テンポは良く、ストーリーの進行がスムーズ
指紋採取や列車のダイヤトリック要素があるが、シンプルになりすぎたと不評
評価・レビュー
Amazon評価: 3.5(5点満点中)
前作よりも硬派でスタイリッシュになったが、その分遊び要素が減った
コマンド総当たりが少なくなり、無駄な探索がほぼ無い
展開がスムーズすぎて、ケータイを持っているような違和感を覚える場面がある
捜査の途中でポケベルの着信があり、即座に電話できるためリアリティが薄れる
前作の「ブルートレイン殺人事件」に比べ、BGMや演出が劣化
登場人物のグラフィックが証明写真のようで、動きが少なく面白みに欠ける
背景が建物内ばかりで、屋外のロケーションが少なく旅行気分が味わえない
問題点・賛否両論点
モンタージュ作成が難しく、ヒントと答えがズレているとの指摘もあり
難易度が低く、選択肢が極端に少ないため、推理ゲームとしての挑戦性が弱い
前作の試み(ザッピングシステムなど)がカットされ、普通のAVGになった
「トリックは面白いが、盛り上がりに欠ける」との評価も
西村京太郎ファンには楽しめるが、一般のアドベンチャー好きには物足りない作品
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,500
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
0
国内売上数
0
世界売上数
0