ファミリーコンピュータ

GUN-DEC

更新日 2024/11/09
GUN-DEC
『GUN-DEC(ガンデック)』は1991年にサミーからファミコン用に発売されたアクションゲーム。
開発元はエイコムで、サイドビューアクション、カーチェイス、3Dガンシューティングが楽しめる。
ゲームは西暦2139年の近未来が舞台で、犯罪が拡大する中、特捜刑事「VICE」のハートが主人公。
ストーリーは、ハートがジャンキーを追跡し、謎の事件に巻き込まれるところから始まる。
ゲームは全11ステージ構成で、無限コンティニューが可能。
操作は軽快で、しゃがみダッシュなどユニークなアクションが特徴。
3種類の武器(サーベル、ブラスター、ボム)を状況に応じて使用可能。
カーチェイスでは高速縦スクロールシューティング風のステージが楽しめる。
3Dガンシューティングモードでは奥から敵が襲撃する場面がある。
ストーリーはハードボイルドで、主人公ハートのセリフは独特でクサい。
グラフィックはファミコン最高レベルで、多重スクロールなど高度な技術が使用されている。
BGMも質が高く、22曲以上の楽曲が用意されている。
ストーリーは暗く、登場人物の死など重い展開も含む。
物語の後半ではハートの恋人クリスが改造され敵として登場する。
ラスボスはハートと同じ姿をしたクローンで、「さだめ」を巡る戦いになる。
結末はハートが勝利し、彼の決意とクローンが不敵に笑うシーンで終わる。
ゲーム全体の難易度は低めで初心者にも優しいが、油断すると穴に落ちることが多い。
ムービーシーンが豊富で、独自のセリフ回しがプレイヤーに人気。
敵キャラクターには忍者やキョンシーなどイロモノも多い。
武器切り替えはセレクトボタンを使用し、使いにくい面がある。
ボムの威力が高く、弾数制限があるものの活用しやすい。
主人公のクローンの存在や裏設定が続編を意識させるが、続編は発売されていない。
ステージ構成はバラエティに富んでおり、列車や密林なども舞台となる。
パッケージ絵は映画『ダイ・ハード2』を元にしたトレース。
海外版は『Vice: Project Doom』として配信され、内容の変更はほとんどない。
Nintendo Switch Onlineで日本・海外版ともに配信され、プレイが容易になっている。
続編の開発が中止されたことがあり、プレイアブル版も存在していた。
ゲームセンターCXで課長が挑戦し、無事クリアしている。
現在はレトロゲームとして高値で取引されている。
発売日
北米1991/11/1
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
22,130
ハード
ファミリーコンピュータ
ジャンル
アクション
シリーズ
開発元
エイコム
発売元
サミー
国内売上数
0
世界売上数
0