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2024.03.18
駿河屋価格について
駿河屋の価格は不定期に収集したデータで販売価格、売り切れの場合は買取価格を記載しています。
Latest Update
最新更新日:2024/12/13
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キュービックギャラリー基本情報
発売日: 1996年5月10日
開発/販売: ウイネット
プラットフォーム: セガサターン
ジャンル: アートエデュテイメント/パズル
ストーリー
探偵と助手が異次元空間に吸い込まれ、現実世界に戻るため「モナ・リザの涙」10個を集める。
収録内容
世界の有名絵画50点を収録(ゴッホ、セザンヌなど)。
絵画データや作者の解説が閲覧可能。
主なゲーム要素
絵画を鑑賞し、ヒントを元に正しい絵を選ぶ謎解き要素。
3D美術館内を歩き回り、絵画を探す探索パートあり。
操作と特徴
絵画に対する解析やシミュレーション機能(遠近法の確認、人体比率の計測など)。
間違えてもやり直し可能で難易度は低め。
ゲーム性
絵画データベースとしての機能がメインで、ゲーム性は薄い。
ミニゲームとして間違い探しやパズルも収録。
キャラクター
探偵エディと助手ディジィが主人公。
演者はプロではなく演技が素朴。
ヒントのシステム
モナ・リザが絵画に関するヒントを出すが、遠回しで回りくどい。
鑑賞モード
絵画を細部まで鑑賞可能。
絵画背景や技法に関する解説が豊富。
アート解析の楽しみ
絵画のオブジェクトを消したり、遠近法を確認したりする実験機能。
「ゴッホのタッチでダ・ヴィンチをリライト」などのお遊び要素あり。
グラフィックと演出
当時としては斬新なCGを使用。
3D館内の視点移動はホバー移動のような感覚。
難易度
初心者にも簡単で、クリアしやすい設計。
音楽と雰囲気
音楽は雰囲気を盛り上げるが、地味なゲーム進行。
ゲームの目的
正解の絵画を選び進行することで物語を進める。
名画鑑賞を通じてアートの理解を深めることを狙う。
教育的要素
アートエデュテイメントとして、名画の解説が豊富で学習効果が高い。
初回特典
箱根彫刻の森美術館の割引チケットが同梱。
対象ユーザー
アートに興味がある人、ゆったりしたゲームを楽しみたい人向け。
欠点
ゲーム性が薄く、アートに興味がない人には退屈かも。
移動パートが遅く、視点移動もスムーズではない。
評価
ユニークなコンセプトだが、万人受けはしない。
教育ソフトとしての側面が強い。
総評
名画を通じて楽しむ教育的要素が強い作品。
特殊なジャンルのため、暇つぶし程度には良い選択肢。発売日 1996/5/17ウイネット -
鋼鉄霊域基本情報
発売日: 1996年9月6日
開発/販売: テクノソフト
プラットフォーム: セガサターン・プレイステーション
ジャンル: 3D対戦格闘シューティング
特徴
『リヴァーシオン』の続編にあたる作品。
東洋的なファンタジー世界観と個性的なキャラクターを持つ。
ゲームシステム
格闘とシューティング要素を融合。
「索敵旋回」や「ホバリング」など新アクションを追加。
多彩な必殺技や連続技が特徴。
操作性
複雑な操作体系で初心者には難易度が高い。
策敵旋回の使い勝手が悪く、敵を見失いやすい。
ストーリー
舞台は「朧国(ろうこく)」。
圧政を敷く狂王の元で開催される武闘大会を軸に物語が展開。
キャラクターごとの思惑が絡むが、一部エンディングが本筋と無関係。
キャラクター
個性的な8キャラクターが登場。
キャラごとに異なる「霊牙」を使った戦闘スタイルが楽しめる。
キャラクターボイス
音質が悪く、滑舌の問題から「空耳」が頻発。
勝利コメントも質が低く、没入感を削ぐ要因。
PS版とSS版の違い
SS版はセーブ機能があり、ディスク内に「開発後記」を収録。
音楽CDとしてキャラクターボイスを再生可能(SS版)。
難易度
難易度イージーでも敵が強く、練習が必要。
「コンティニュー無制限」の裏技が存在。
評価ポイント
音楽は高評価で、サウンドトラックも後年に発売。
キャラデザインや必殺技は独自性が高い。
批判点
システムが複雑で、初心者には敷居が高い。
ショットより格闘技に偏ったバランスが不満を呼ぶ。
おすすめポイント
格闘とシューティングを組み合わせた独特のゲーム性を楽しみたい人向け。
前作『リヴァーシオン』のファンには特におすすめ。
開発後記
SS版には制作裏話を収めた「開発後記」を収録。
「バーチャロン」を意識した作りが随所に見られる。
関連作品
前作: 『リヴァーシオン』
類似作: 『電脳戦記バーチャロン』シリーズ
総評
格闘とシューティングの融合を目指した意欲作。
中途半端な部分が多いが、独自のゲーム性は魅力的。
音楽やキャラデザインは特に評価されるポイント。
ワンポイント攻略
デモプレイを参考にすると戦い方のヒントを得られる。
敵に対して索敵ボタンとショットを組み合わせると命中率が向上。
ゲーム体験
独特な操作と難易度で人を選ぶが、慣れると楽しさが広がる。
コア層向け
システムを理解するのに時間を要するため、上級者やマニア向け。
価格
発売当時: 5,800円
リリース時の印象
操作性や難易度から評価は分かれたものの、特異なジャンルとして注目された。
後年の評価
サウンドトラックの発売などから一定のファン層を獲得している。
格闘シューティングとしての意義
シューティングと格闘の融合に挑戦した先駆的作品。
完成度には課題が多いが、個性的な試みとして評価される部分も多い。発売日 1996/9/6テクノソフト -
プロ野球グレイテストナイン'98 サマーアクション基本情報
発売日: 1998年3月26日(無印版)/ 1998年8月6日(サマーアクション)
開発/販売: セガ/ネクステック
ジャンル: スポーツ(野球)
対応機種: セガサターン
特徴
定番のセガ野球ゲームシリーズ「グレイテストナイン」の1998年度版。
「なりきりモード」を新搭載し、特定の選手としてプレイ可能。
サマーアクション版では監督との相性診断が追加。
ゲームモード
シーズンプレイ: チームを選びフルシーズンをプレイ可能。
なりきりモード: 選手として試合に参加し感情移入を楽しむモード。
バッティングシステム
バッターはXYABボタンで的を絞り、効果的に打撃を行える。
赤い部分は得意、青い部分は苦手コースとして表示される。
ピッチングシステム
変化球多用が有効で、特に「落ちる球」が有効な戦略。
守備と走塁
守備や走塁はオートモードにも設定可能。
走塁AIはやや不安定で、操作が必要な場面も。
試合のテンポ
試合進行はテンポが良く、サクサク楽しめる設計。
オールスター戦や日本シリーズはスキップ不可だが、1イニングプレイの裏技あり。
視覚的な魅力
テレビ中継に近いリアルなアングルを再現。
キャラクターや球場のグラフィックが細かく描かれている。
チームと選手
オリジナルキャラのチーム「ナイツ」を使用可能。
OB選手が強力で、レジェンド的な選手も登場。
ゲームの進化
前作からの進化は少ないが、親切なサポートシステムが追加。
サマーアクション版の特徴
無印版とのデータ互換性あり。
新要素が少なく、マイナーバージョンアップとの印象。
裏技
特定のボタン操作で1イニングプレイが可能。
難易度
初心者にも優しい設計で、野球未経験者でも楽しめる。
試合結果
プレイヤー次第でサクサク進行可能だが、重要な試合は自分で操作する必要あり。
総評
リアルな演出とテンポの良さで、野球ゲーム初心者にも楽しみやすい。
野球ゲームに対する興味が薄い人でも十分楽しめる内容。
懐かしさ
現代の野球ゲームと比較すると技術的な差を感じるが、当時の進化を楽しむことができる。
発売価格
無印版: 5,800円、サマーアクション版: 5,800円、サタコレ版: 2,800円。
プレイ体験
野球知識がなくても親しみやすい設計。
ターゲット層
野球ファンだけでなく、ゲーム初心者やシミュレーション好きにも対応。
時代背景
セガサターン末期にリリースされた最後の野球ゲーム。
やり込み要素
なりきりモードやチーム編成による独自のプレイスタイルが楽しめる。
操作性
サポートシステムにより操作が簡単で快適。
批評ポイント
野球好きには楽しめるが、97年度版との差別化が薄い。
現代の視点
現代のリアルな野球ゲームに比べるとクオリティは低いが、レトロゲームとして楽しめる。
最終印象
野球ゲームの進化を感じるとともに、当時の技術を楽しむ作品。発売日 1998/8/6セガ -
ボールディランド基本情報
発売日: 1998年11月26日
ジャンル: シミュレーション/リアルタイム戦略
対応機種: セガサターン(最終バージョン)、プレイステーション、PC
目的
キャラクター「ボールディ」のコミュニティを発展させ、文化レベルを向上させる。
敵キャラクター「ヘリーズ」を倒し、最終的に世界制覇を目指す。
ゲームの進行
プレイヤーは資源管理、インフラ整備、文化活動の推進を行い、コミュニティを発展させる。
ボールディたちを「仕事部屋」や「家」に割り当て、効率を高める。
文化レベルの向上
文化レベルが上がると新たな行動(例: 穴掘りや島への移動)が可能になる。
操作性
L/Rボタンでマップの拡大・縮小が可能。
キャラクターを摘んで好きな場所に移動させる操作がメイン。
戦闘要素
リアルタイム戦略形式で「ヘリーズ」と戦う。
プレイヤーの戦術眼と迅速な判断力が求められる。
コミュニティの管理
無目的に歩き回るボールディを捕獲し、家や施設で働かせる。
効率を高めることでゲームの進行がスムーズになる。
資源とインフラ
資源の利用とインフラ整備がコミュニティ発展の鍵となる。
島の探索
複数の島があり、隣の島に渡ることで新たな展開が開ける。
ゲームの特徴
コミカルなキャラクターデザインとリアルタイム戦略の融合。
戦闘以外にも文化活動やコミュニティ管理が楽しめる。
システムの理解
説明書を読まないと目的や攻略が分かりにくい設計。
難易度
一見簡単そうだが、効率的な資源管理やキャラクター配置が必要。
パッケージデザイン
パッケージのコミカルさとは異なり、実際のゲームはシリアスな管理要素が多い。
セガサターン版の位置付け
本作はセガサターン版が集大成で、他機種版より完成度が高い。
操作の快適さ
基本的な操作性は悪くないが、慣れるまでに時間がかかる。
ゲームの魅力
コミュニティ管理と戦略的戦闘の両方が楽しめる点が特徴。
ターゲット層
シミュレーションゲームや戦略ゲームが好きなプレイヤーに最適。
エンドゲーム
文化レベルを最大まで上げ、「ヘリーズ」を全て倒すことでクリア。
攻略の鍵
効率的なキャラクター管理と資源配分がゲーム攻略のポイント。
プレイ前の注意
目的が分かりにくいため、プレイ前に説明書を熟読することが推奨される。発売日 1998/11/26バンプレスト -
サイベリア基本情報
発売日: 1996年2月16日
対応機種: セガサターン、プレイステーション、3DO
ジャンル: アドベンチャー&シューティング
元は1994年にPC(MS-DOS)向けに発売されたゲームの移植版。
ストーリー
主人公ザークはスーパーハッカーで、謎の兵器「サイベリア・ウエポン」の正体を探るミッションを受ける。
ストーリーの展開は超展開で、プレイヤーにはほとんど説明がない。
ゲーム内容
主に3D探索、シューティング、パズルで構成。
初見殺しが多く、プレイヤーが頻繁に死ぬ難易度設計。
操作性
探索操作は『バイオハザード』に似るが、進行可能なエリアは制限されている。
シューティングモードではもたつきやすく、敵の反応が非常に早い。
グラフィック
3Dレンダリングを売りにしているが、キャラクターデザインは稚拙で「美麗」とは言えない。
主人公やNPCの造形が奇抜で、不気味と評される。
難易度
パズルやシューティングの難易度が極端に高い。
難易度設定は可能だが、一部は必ず中級以上にする必要がある。
初見殺しの例
オイルで滑って転倒死、液体で指が溶ける、時間切れで扉が閉まるなど。
特定のアクションを迅速にしないと即座にゲームオーバーになる場面が多い。
チェックポイント
死にやすい設計だが、チェックポイントは頻繁に設置されている。
BGMと演出
探索中は無音の場面が多く、雰囲気作りが弱い。
シューティング場面では処理落ちや視認性の悪さが目立つ。
フルボイス対応
全編フルボイスで、難易度設定画面やネームエントリーにも声が入る。
説明書が攻略本の代わり
説明書に詳細な攻略ヒントや最終ステージのマップが掲載されている。
シューティングモード
敵の攻撃を撃ち落とすしか回避手段がなく、カクつく操作で攻略が困難。
ストーリーの不整合
最後に主人公が謎の生命体と融合し、唐突に宇宙要塞を攻撃する超展開で幕を閉じる。
グラフィックの背景
元が1994年のPCゲームのため、発売当時の他ゲームと比べると見劣りする。
評価
難易度の高さや初見殺しが不評で、洋ゲーの悪い部分を詰め込んだ作品とされる。
続編
1995年に続編『Cyberia 2: Resurrection』がPC向けに発売。内容は前作より改善。
Steam/GOGで配信
現在、原作PC版と続編がSteamとGOG.comで購入可能(英語のみ)。
対象プレイヤー
高難易度やレトロな洋ゲーを楽しみたいプレイヤー向け。
特徴的な死に様
多種多様なゲームオーバーシーンが話題だが、それが楽しさにつながっていない。
総評
レトロゲームとしての独自性はあるが、ゲームバランスや設計に多くの問題を抱えたクソゲー。発売日 1996/2/16インタープレイ -
ホラーツアー基本情報
発売日: 1996年3月29日
対応機種: セガサターン
ジャンル: アドベンチャー
販売元: OCC
元はPCゲームの移植作。続編がPCでは3まで出ている。
ストーリーと雰囲気
ゴシックホラー風の城を舞台に探検と謎解きを行う。
雰囲気やストーリーに緊張感があるが、遊園地のお化け屋敷のような軽いホラー。
恐怖よりもパズル中心の内容。
ゲームシステム
基本操作: 方向ボタンやカーソルを使いクリックで移動やアクションを行う。
シャトルマウス対応で、マウスを使用すると快適に操作可能。
「MYST」に似たQuickTime系アドベンチャーゲームの流れを踏襲。
難易度
システムが複雑で操作性が悪いため初心者には難解。
ヒントが少なく手探りで進行する必要がある。
難解なパズルが多く、攻略情報なしでは進行が厳しい場合も。
視覚・操作性
3D技術を使用しているが、画面が小さく見づらい。
当時の技術的限界によりキャラクターや背景がガビガビ。
操作感にストレスを感じやすい。
ゲームの進行
各エリアでアイテム収集やギミック解決が中心。
指輪や鍵などを使い進行し、最終的に魔王を倒す。
セーブ機能の不具合
カートリッジRAMに正しくセーブできない問題が報告されている。
全体の評価
雰囲気は良いが、恐怖表現は控えめでパズルがメイン。
システムや操作性の悪さが評価を下げる原因に。
ゴシックホラーの雰囲気や独特の世界観を楽しみたい人向け。
プレイ時間とバランス
謎解きに時間がかかるが、解けてしまうと内容は短い。
試行錯誤がゲーム進行の中心となる設計。
適正プレイヤー
当時の技術を理解しつつ、忍耐強くパズルを楽しめる人向け。
レトロゲームや独特な体験を求めるプレイヤーにおすすめ。
パズル要素
難易度は「MYST」に近いが極端に難しくはない。
ゴシック調の謎解きやアイテム使用が中心。
欠点
方向ボタンでの操作性が悪くイライラしやすい。
ビジュアルとUIが当時の技術的制約で不十分。
特筆点
シナリオにゴシックホラーの雰囲気があり、緊張感を味わえる。
3Dでのキャラクター描写や演出に挑戦的要素がある。
全体の印象
技術的挑戦が評価されるが、全体のクオリティは高くない。
一部のプレイヤーにはユニークな体験として楽しめる。発売日 1996/3/29オー・シー・シー -
ドリーム・ジェネレーション ~恋か_ 仕事か!_…~基本情報
発売日: 1998年7月30日
対応機種: セガサターン、プレイステーション
ジャンル: 恋愛+職業育成シミュレーション
開発・販売: メサイヤ
ストーリー概要
主人公・六条虎之介は大学生。
高校時代の同窓会をきっかけに職業と恋愛の両立を目指す。
ゲーム期間は1年間(4月~翌年3月)。
スタート設定
主人公は段ボールハウス生活からスタート。
初期資金が乏しく、アルバイトで生活費を稼ぐ必要がある。
職業選択
選べる職業は映画監督、プロゴルファー、ギャンブラー、フリーター。
職業ごとに特定のシナリオと育成が必要。
恋愛要素
恋愛対象の女性キャラクターは6人以上。
デートイベントや親密度を上げる選択肢が重要。
ゲームシステム
平日は自動的にアルバイトなどのスケジュール進行。
土日は自由行動可能。
月曜~金曜に毎日生活費3000円が差し引かれる。
育成要素
パラメータには「流行」「運動」「人格」などがあり、イベントや行動で上昇。
座禅をすると「人格」が向上するなどユニークな仕組み。
資金管理の難しさ
家賃が月45000円と高額。契約時には家賃1か月分の保証金も必要。
アルバイトの時給は700円、収入が限られた中で家賃やデート費用を賄う必要がある。
居住環境の選択肢
段ボールハウスから高級マンションまで選択可能(資金次第)。
特定のイベントで居候生活も可能。
自由度の高さ
恋愛と仕事、どちらを優先するかプレイヤーの選択次第。
日常生活をリアルに描写し、ブラックジョークも盛り込まれている。
難易度とバランス
ゲームバランスが厳しく、攻略には計画性が必要。
選択肢次第で進行が変化する。
システムの特徴
オートセーブ機能があるが、1週間単位の進行で柔軟性が低い。
ゲーム内ではシュールな選択肢やブラックジョークが随所に登場。
イベントと演出
恋愛イベントの他、アルバイトや座禅など多彩な日常イベントが体験できる。
シナリオの中にはギャンブラーなどユニークな展開も用意。
クリア後要素
特定のエンディングを達成するとおまけシナリオが解放。
ヒロインごとの展開があり、エンディングも多様。
裏技とデバッグモード
パラメータを最大にする裏技やデバッグモードが存在する。
利用はゲームバランスを壊すため注意が必要。
評価点
システムの自由度とリアリティが魅力的。
キャラクターやイラストは可愛らしく、万人向け。
問題点
初期資金が厳しく、自由度が高い反面プレイ難易度が高い。
グラフィック達成率が確認できない点が不便。
ジョーク要素
社会風刺やブラックジョークを盛り込んだユーモアある作風。
総評
恋愛と職業要素を併せ持つユニークなシミュレーションゲーム。
プレイには戦略性と忍耐力が求められる。
やりごたえがあり、自由な生活設計を楽しむことが可能。発売日 1998/7/30メサイヤ -
フレンズ~青春の輝き~基本情報
発売日: 1999年4月29日
対応機種: セガサターン
ジャンル: 恋愛アドベンチャー
開発・販売: NECインターチャネル
元はPCエロゲ『同窓会』の全年齢版移植作。
ストーリー概要
主人公・久保達也は中学時代に告白できなかった初恋相手・小早川瑞穂に再会する。
中学テニス部の同窓会をきっかけに、星降里高原で再び彼女への想いを伝える決意をする。
キャラクター
小早川瑞穂: 主人公の初恋相手で物語の中心人物。
滝口洋介: 主人公の親友で瑞穂への告白を目指すライバル。
その他、中学時代のテニス部仲間や個性的な女性キャラクターたちが登場。
ゲームシステム
恋愛アドベンチャーの王道的な選択肢形式。
キャラクターごとのルートがあり、攻略によって異なるエンディングに到達する。
移植の特徴
エロ要素を完全排除し、全年齢向けに変更。
グラフィックやストーリーは原作の雰囲気を維持。
演出と雰囲気
美麗なイラストと中学生時代のノスタルジックな雰囲気を演出。
キャラクターボイスがしっかりと収録されている。
ゲームの舞台
星降里高原を舞台に、ペンションや牧場、遊園地など多彩なロケーションで物語が展開。
イベント
キャラクターごとの悩み相談、デート、バーベキュー、肝試しなど青春イベントが盛りだくさん。
システム面の問題
イベント発生条件が複雑で攻略が難しい場合がある。
スキップ機能がなくプレイに時間がかかる。
評価点
イラストの美しさとストーリーの良さが高評価。
当時としては珍しい全年齢向け恋愛ゲームとして楽しめる内容。
難易度
初回プレイ時の選択肢選びが難しく、一部イベントがシビア。
問題点
オリジナル版を知るプレイヤーには物足りないと感じる部分も。
一部キャラクターの登場が少なく、ルートによる偏りがある。
エンディング
全ヒロイン攻略後に特別なエンディングが用意されている。
移植版の追加要素
PS2版ではキャラクターの追加やマップ表示が俯瞰図に変更されている。
評価総括
ストーリーや演出面は優れているが、原作を知るファンには物足りなさも感じられる。
恋愛アドベンチャー初心者にはお勧めできる内容。発売日 1999/4/29NEC -
ゲゲゲの鬼太郎 幻冬怪奇譚基本情報
発売日: 1996年12月27日
対応機種: セガサターン
開発元: トーセ
販売元: バンダイ
ジャンル: サウンドノベル
ストーリー
ゲゲゲの森で降り続く異常な雪を背景に、姥捨村の恐怖事件を描く。
鬼太郎たちは手紙を頼りに村へ向かい、事件解決を目指す。
シナリオ分岐
大きく3つのシナリオ: 「怪奇譚編」「ユキ編」「ニセ鬼太郎編」。
各シナリオにグッドエンドとバッドエンドが存在。
ゲームシステム
オートセーブ機能あり(手動セーブ不可)。
選択肢で物語が分岐、ただし分岐数は少なめ。
バックログ機能あり、スキップや高速表示機能なし。
ゲーム性
選択肢を間違えると即バッドエンドになる場合がある。
一部選択肢はノーヒントで、やり直しが難しい。
演出と音楽
原作タッチのイラストと静かなBGMで雰囲気抜群。
「カランコロンの歌」など、鬼太郎らしい音楽が評価される。
シナリオ詳細
怪奇譚編: 死体消失事件を追うおどろおどろしい雰囲気のメインシナリオ。
ユキ編: 恋愛要素を含む切ない物語。
ニセ鬼太郎編: 笑い要素のある展開。
キャラクターと演出
ユキはヒロイン的存在で、話の鍵を握る重要人物。
ニセ鬼太郎はコミカルな展開で楽しませる。
グラフィック
雪や吹雪の描写が秀逸で、セガサターンの性能を活かした高い完成度。
難易度とボリューム
シナリオ全体のボリュームは少なく、10時間程度で完全クリア可能。
短いシナリオは1時間ほどで終わる。
プレイの不便さ
選択肢ミスで戻る手間が大きい。
古いシステム設計でストレスを感じやすい。
評価点
ストーリーの完成度と雰囲気作りが高評価。
特に「怪奇譚編」「ユキ編」が好評。
問題点
システムの古さや選択肢の不親切さが目立つ。
ストーリー進行が単調でリプレイ性に乏しい。
特徴
雰囲気重視のサウンドノベル。
ホラー要素と切ないストーリーが特徴。
総評
雰囲気やストーリー重視のプレイヤー向け。
システム面の改善があれば佳作になり得た惜しいタイトル。
ファン向けポイント
鬼太郎らしい妖怪との対決や切ない展開が楽しめる。
原作やアニメファンには一定の満足感を提供。
プレイ動画向け
ゲームのストーリーを楽しむだけなら、プレイ動画鑑賞がおすすめ。
まとめ評価
システム面が不便ながらもストーリー重視で遊ぶ価値あり。
雰囲気を楽しみたい鬼太郎ファンに適した作品。発売日 1996/12/27バンダイ -
麻雀同級生Special基本情報
発売日: 1996年3月29日
プラットフォーム: セガサターン
ジャンル: 脱衣麻雀
販売: メイクソフトウェア
定価: 5,800円(通常版)、8,800円(プレミアムパック)
ゲーム概要
人気アダルトゲーム『同級生』のキャラクターを使用した脱衣麻雀ゲーム。セガサターン移植版。
対象年齢
X指定ではなく18歳以上推奨。乳首描写あり。
キャラクター
『同級生2』のキャラクター6人が登場。隠しキャラも存在。
システム
2人打ち麻雀
3回和了すると相手を脱がせられる。
隠しキャラ登場条件あり(特定の役で和了)。
難易度調整
4段階の難易度設定が可能。初心者でもプレイしやすい仕様。
脱衣演出
アニメーションがしっかり作り込まれており、脱衣シーンが丁寧に描かれている。
声優
人気声優を起用。ただし、主人公の声質には賛否が分かれる。
ゲームテンポ
ロードが多く、テンポが悪いと感じる部分がある。
麻雀ルール
通常の麻雀ルールに準拠。
AIは棒テン即リー傾向が強く、和了が安手に偏る。
ゲームの難易度
他の脱衣麻雀ゲームと比較して低めの難易度。
キャラの麻雀能力
キャラクターごとに異なる強さ。
最終対戦相手「桜木舞」は最強クラス。
ストーリー
簡単なストーリー付きだが、主に脱衣麻雀が目的。
隠しキャラ条件
各キャラで特定の役を和了すると隠しキャラが登場。
裏技
相手の牌を覗く
対戦相手の選択
いきなりクリア可能なコマンドも存在。
キャラクターの傾向
棒テン即リー傾向で、CPUの強さはヌルめ。
「桜木舞」のみ役満を和了する可能性が高い。
プレミアムパック
初回限定版にはポートレートCDが付属。
アーケード版との比較
セガサターン版では隠しキャラやボイスが追加され、家庭用らしい内容。
声優演技
声優のセクシーな演技が高評価。ただし、一部キャラに違和感あり。
ファン向け作品
『同級生』ファンには魅力的だが、一般麻雀プレイヤーには刺さりにくい。
脱衣麻雀としての評価
他のタイトル(例: スーチーパイ)と比較しても遊びやすいが、内容は薄め。
グラフィックの質
当時としては高水準。ただし一部キャラ絵に雑さを感じる。
攻略の容易さ
和了条件が緩く、コンティニューも無限。簡単にクリア可能。
キャラクター不足
『同級生』原作キャラが全員登場せず、一部ファンには不満。
評価の分かれ目
良い点: ファン向け要素、脱衣演出
悪い点: ゲーム性の単調さ、テンポの悪さ
全体評価
ファンアイテムとしては良い出来だが、麻雀ゲームとしての深みはない。
オリジナリティ
隠しキャラや脱衣演出など、他タイトルとの差別化は図られている。
プレイ時間
クリアまで短時間で済むが、隠しキャラや全脱衣を目指すリプレイ性あり。
ターゲット層
『同級生』ファンやライトユーザー向け。
総評
『同級生』キャラクターで楽しむ脱衣麻雀としては満足度が高いが、麻雀ゲームとしての完成度は普通。発売日 1996/3/29メイクソフトウェア -
タイタンウォーズ基本情報
発売日: 1996年4月19日
プラットフォーム: セガサターン
ジャンル: 3Dシューティングゲーム
メーカー: BMGビクター
定価: 5,800円
ストーリー
土星の爆発した基地を調査し、事件の謎に迫る。主人公は新たに配属されたチームのリーダー。
主人公の声優
主人公の声を大塚明夫が担当し、重厚感を演出。
ゲームシステム
仲間と共に行動する3Dシューティング。バルカンとミサイルで攻撃しながら進む。
操作感
L/Rボタンで機体を回転可能。
照準がなく、攻撃の判定が曖昧。
分岐と障害物
ステージには複数のルートや障害物が存在し、攻略に工夫が必要。
シールドシステム
敵の攻撃や障害物でシールドが剥がれ、ダメージが蓄積すると大破する。
アイテム取得
敵を倒すとシールド回復アイテムが出るが、覚えておかないと回収が困難。
ムービー演出
実写とCGを組み合わせたムービーが挿入され、ストーリーを補完。
雰囲気の良さ
操作性に難があるが、ステージの雰囲気や演出は高評価。
スターフォックスとの比較
類似性が指摘されるが、システムや完成度で劣る。
敵との交戦
仲間からの通信で援護要請などが入り、臨場感を高める工夫がある。
衝突判定の厳しさ
障害物に激突すると連続ダメージを受け、大破しやすい。
洋ゲーの特徴
雰囲気や操作感などに洋ゲーらしい荒削りな部分が見られる。
グラフィック
ポリゴンを多用したグラフィックは当時としては無難な出来。
初心者への難易度
操作性が複雑で、慣れないと進行が難しい。
ムービーの長さ
高品質なムービーが長く再生され、時間やコストがかかっている印象。
序盤の印象
初期プレイでは雰囲気は良いが、ゲーム性に深みが感じられない。
レビュー評価
平均評価は「遊べるが目立つ特徴がない」。3Dシューティング好き向け。
エラーや不具合
操作の不正確さや当たり判定の曖昧さが指摘されている。
リプレイ性
分岐ルートがあるものの、操作性の悪さでやり込みは難しい。
敵AIの単調さ
敵の挙動が単調で、戦闘に戦略性が欠ける。
操作性の評価
軽さを感じる一方で、正確さが欠ける操作感に賛否あり。
BGMの印象
音楽や効果音に特筆すべき点は少ない。
競合作品との比較
『スターフォックス』などの競合タイトルと比べると全体的に劣る。
ターゲット層
3DシューティングやSF雰囲気が好きな人向け。ただし、期待は控えめに。
総評
演出や雰囲気作りは評価されるものの、ゲーム性は粗削り。比較対象を設けず、軽く楽しむには良いタイトル。発売日 1996/4/19BMGジャパン / クリスタル・ダイナミクス -
NINKU -忍空- ~強気な奴等の大激突!~基本情報
発売日: 1996年2月2日
プラットフォーム: セガサターン
ジャンル: 2D対戦格闘ゲーム
開発・販売: セガ
定価: 5,800円
原作
少年ジャンプで連載された漫画「忍空」が原作で、アニメ版を基に制作。
ストーリー概要
主人公「風助」が仲間と共に帝国軍と戦い、攫われた母親を救出する。
ゲームシステム
2D格闘ゲームだが、背景はポリゴンを使用。
スペシャルゲージを溜めて必殺技やギャグ技を発動可能。
超必殺技や「超ギャグ技」も搭載。
キャラクター表現
キャラクターはセル画取り込みでなめらかな動きを実現。
ボイス付きキャラクターで原作ファン向け。
対戦要素
1人プレイでは退屈との意見も多い。
2人対戦でも評価は分かれる。
操作性
操作感は悪く、コンボや技の判定にムラがあるとの評価。
ギャグ技の特徴
相手のスペシャルゲージを減らすユニークな要素。
オリジナリティとして評価される。
裏技
特定のコマンド入力でエンディングが見られる隠し要素あり。
ストーリーモードの薄さ
ストーリーモードにストーリー性がほぼなく、深みが欠ける。
キャラクター数
使用キャラ数が少なく、バリエーション不足が指摘される。
背景のポリゴン
ポリゴン背景が「殺風景」と批判され、視覚的な魅力に欠ける。
技の問題点
必殺技や投げ判定が不安定で、実用性が低い技も多い。
BGMの評価
一部ステージのBGMは好評だが、全体的な音楽の印象は薄い。
原作ファン向け要素
主題歌の再現やキャラボイスなど、原作ファンには嬉しい要素も。
ゲームテンポ
動きが「モッサリ」としており、スピード感に欠ける。
挑戦的な技術
2Dキャラに3D風の動きを取り入れるなど、当時としては冒険的。
難易度と独創性
独創的なシステムは評価される一方で、全体的な完成度は低い。
ストーリーの省略
原作の深みがほぼ描かれておらず、ムービー要素も乏しい。
ジャンプ作品の背景
当時の少年ジャンプは有名作家が多く、その中での存在感が薄い。
独特の雰囲気
ギャグ技やユーモアでほのぼのとした空気感を持つ。
全体評価
原作ファンには一定の価値があるが、格闘ゲームとしての完成度は低い。
「珍ゲー」「キャラゲー」として楽しむ向きもある。
改善点
キャラクター数の増加、操作性の改善、ストーリーの強化が求められる。
購入動機
原作ファンやコレクター向けで、一般的な格闘ゲームとしては推奨されない。
主観的な評価
好き嫌いが分かれる作品で、ファンなら楽しめる可能性あり。
ボリューム不足
短時間で遊び切れる内容で、長期的な楽しみには欠ける。
ノスタルジア要素
当時のジャンプ人気を背景にしたタイトルで、懐かしさを感じる人も。
ユーザーからの意見
一部では「ギリ及第点」との評価もあるが、多くは不満が目立つ。
総評
原作ファン向けのキャラゲーとして最低限の完成度を持つが、格闘ゲームとしての出来は粗削りで、一般ゲーマーにはあまりお勧めできない。発売日 1996/2/2セガ -
きゃんきゃんバニー・エクストラ基本情報
発売日:1997年10月2日
プラットフォーム:セガサターン
ジャンル:恋愛アドベンチャーゲーム
メーカー:KID
定価:6,800円
シリーズの位置付け
カクテル・ソフトが手掛けた『きゃんきゃんバニー』シリーズの5作目で、セガサターンへの移植作。
物語の流れ
『プルミエール2』の続編。主人公が「女運」を使い、7人のヒロインと親密になることで幸福を目指すストーリー。
スワティの存在
失敗時に物語を巻き戻す機能を持つキャラクターで、ゲームオーバーがない仕様。
ゲームシステム
ワンプレイで全ヒロインの攻略が可能。クイズやミニイベントを含むシンプルなADV形式。
エンディング分岐
ヒロイン全員を攻略し、選んだキャラと一生添い遂げるか、攻略に失敗して孤独な結末を迎える。
グラフィックの特徴
PC版の16色からセガサターン版ではフルカラーに進化。
声優と音声
キャラクターに声が付いており、セガサターン版での魅力向上要素。ただし、七福神のボイスが削除されている。
セガサターン版の特徴
PC版とは違い、乳が露出するような18禁シーンは存在せず、推奨年齢18指定に留まる。
PC版との比較
PC版では18禁シーンがあり、より過激。
コンシューマー版はそれをマイルドにアレンジ。
キャラクター設定
主人公をサポートするスワティや各ヒロインが登場。攻略時にミニゲームやイベントが挟まれる。
バッドエンドが無い設計
プレイ中に失敗してもスワティが介入して時間を巻き戻すため、ゲーム進行が容易。
ゲームの進行
クイズや調査を通じてヒロインと接触し、親密度を上げていく形式。
ユーモアと軽さ
ストーリーの展開やキャラクターの言動に軽いユーモアが含まれ、遊びやすい雰囲気。
PC-FX版との違い
PC-FX版『きゃんきゃんバニーエクストラDX』は18禁版で、セガサターン版以上に過激な内容。
プレイ時間と難易度
ゲームオーバーが無いため短時間で楽しめ、難易度は低め。
声付きキャラクターの魅力
セガサターン版の声優演技が好評。一方でPC版に声が無かった点を好む意見もある。
エミュレーションの課題
セガサターン版はエミュレーターで動作が不安定な場合があり、設定変更が必要。
クオリティの評価
グラフィックやキャラクターデザインが高評価。シリーズ中で最も新しくクオリティが高いとされる。
一部の不満点
七福神ボイスの削除や、初期キャラクター環の扱いに対する不満が挙げられている。
購入の選択肢
PC版:より過激な18禁要素が楽しめる。
セガサターン版:コンシューマー向けに調整され、全年齢寄りの内容。
ノスタルジア要素
PC版を知るユーザーからは懐かしむ声もあり、原作の記憶を頼りにプレイする人も。
マニア向けの魅力
シリーズの中でもファンに根強い支持がある作品。謎キャラ「珠ちゃん」も話題。
評価の分かれ目
コンシューマー版の内容が物足りないという意見と、手軽に楽しめるという評価が混在。
大人向けゲームとしての魅力
18禁を謳わずとも、セガサターン版は適度な大人向け要素を備えている。
今後の展開に期待
一部ユーザーからは、シリーズ復刻や新作への期待も寄せられている。
総評
ファン向けのADV作品として、手軽に遊べる良作。ただし、18禁要素を求めるならPC版が推奨される。発売日 1997/10/2キッド -
機動戦士ガンダム外伝III 裁かれし者基本情報
発売日:1997年3月7日
プラットフォーム:セガサターン
ジャンル:3Dシューティングゲーム
開発・販売:バンダイ
シリーズ最終作
『ガンダム外伝』三部作の完結編。ブルーディスティニーを巡る物語が終結する。
物語の舞台
一年戦争末期。ニュータイプ対策のシステム「EXAM」を搭載した蒼いモビルスーツを巡る戦いを描く。
ストーリーの概要
前作でブルーディスティニー2号機を奪ったニムバスを追撃。
主人公ユウは3号機で戦い、最終的にニムバスと一騎打ちを行う。
ステージ構成
全5ステージ構成。ミッションごとに異なる目標が設定されている。
1号機から3号機へ
今作から「ブルーディスティニー3号機」を操作可能。性能は1号機とほぼ同じ。
新機能
ロックオン時の急停止で敵の方向を素早く向けるなど操作性が向上。
代表的ステージ
ステージ1「EXAM奪還作戦」:2号機を捜索。
ステージ3「スペースコロニー」:狭い通路での戦闘。
ステージ5「裁かれし者」:ニムバスとの最終決戦。
EXAMシステムの設定
ニュータイプ少女の精神パターンをコピーしたシステム。
暴走すると敵味方問わず攻撃する危険な兵器。
エンディングの分岐
戦績に応じて複数のエンディングが用意され、最高評価で「真のエンディング」が見られる。
難易度の増加
シリーズで最も難易度が高く、特に施設防衛ミッションが困難。
キャラクターの昇格
エンディングでの評価次第で主人公の軍階級が変化する。
グラフィックの特徴
当時のポリゴン技術を使用。画面は粗いが、モビルスーツの動きは高評価。
ツインスティック対応
操作性を向上させるツインスティックでのプレイが可能。
戦闘の演出
通信による演出や戦闘の臨場感がプレイヤーを熱中させる。
ゲルググの登場
今作で初登場し、強力な敵キャラクターとして立ちはだかる。
アムロのガンダムとの対戦
前2作のデータを引き継ぐと、ガンダムRX-78-2とのシミュレーター対戦が可能。
短時間で楽しめる
5ステージ構成で、サクサク進められる点が評価されている。
評価の分岐条件
全体のプレイ評価がエンディングに影響。やり直し可能な設計。
ストーリーの秀逸さ
原作設定を壊さず、ゲームオリジナルの設定を巧みに融合。
リプレイ性
ステージごとのスコア更新やシミュレーターモードにより、再プレイが楽しめる。
限定版の内容
シリーズ全3作をまとめた「THE BLUE DESTINY」も発売。
登場機体のギャラリーモード
クリア後に登場機体を閲覧可能。
難易度ハードの厳しさ
敵の攻撃力・耐久力が高く、慣れが必要。
プレイヤーへの賛辞
高評価を達成すると仲間から感謝や賞賛の言葉がもらえる。
反戦テーマの表現
暗い結末や悲劇的な要素が「ガンダムらしさ」を強調。
操作性の向上
初心者は操作に苦労するが、慣れると爽快感を得られる設計。
ファンの支持
シリーズ全体を通して「ガンダムゲーム史上最高傑作の一つ」と評される。
リメイクの希望
ファンからPS2などでのリメイクを望む声がある。
総評
完結編として満足度が高い内容。シリーズを通してのストーリーや設定が評価されている。発売日 1997/3/7バンダイ -
キューブバトラー~アンナ未来編~発売日 1997/5/23やのまん
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キューブバトラー~デバッガー翔編~基本情報
1997年2月28日発売。セガサターン向けのデジタルバトルアニメーションゲーム。価格5,800円。
セーブ機能なし
セーブデータは存在せず、プレイ中断や進行状況の保存ができない。
ジャンルの特徴
アニメムービー中心のストーリーとシンプルなパズルゲームが融合した形式。
ストーリー概要
主人公「デバッガー翔」が奪われたゲーム「キューブバトラー」と会社の立て直しのため、大会に挑む物語。
ムービーの長さ
ゲーム全体のムービー時間は約30分。アニメ表現に力を入れている。
ゲーム内容の短さ
各キャラクターを倒すことで進行し、短時間でクリア可能な構成。
キャラクター紹介
デバッガー翔:ゲームの天才。プライドと賞金のため大会に参加。
アンナ未来:科学者の娘で素人ゲーマー。
ボンバー高山:肉体派の元チャンピオン。
電脳寺博士:天才幼稚園児のゲーマー。
甲賀忍:暗い過去を持つ覆面ゲーマー。
ミラクルバニー:奇術師で翔に警告する人物。
ダーク:黒幕のシャインエンジェルス社総帥。
ゲームプレイの基本
12枚の動画画像で構成されたキャラクターを完成させるパズル。キューブを回転させて動画をはめ込み、先に全身を完成させた方が勝利。
運要素の強さ
攻撃やキューブの位置がランダムに決まるため、戦略性は薄い。
戦略要素の追加
「体力」「攻撃」「防御」があり、対戦に戦略的な要素を取り入れようとしている。
キューブの不便さ
キューブを回転させる仕組みが煩雑で、シンプルな操作性を損なっている。
対戦システムの不満
攻撃時に弾かれる仕様やランダム性が多く、快適さに欠ける。
アンナ未来編との違い
ストーリーの視点が異なるだけで、ゲーム内容に大きな変化はない。
続編予定の意図
アンナ編は後発でリリースされ、ストーリーの補完に注力。
アニメーションのクオリティ
ムービー部分は力が入っており、声優も豪華。
シンプルな内容
ゲーム部分は単純で、対戦と短いストーリーを楽しむ形式。
対戦時間の短さ
プレイ時間は40分程度で完結。息抜きとして適している。
ムービースキップ機能
好きな場面から再開できる利便性がある。
テーマの迷走
「OVAを超える」というキャッチコピーが現実とかけ離れている。
市場評価
駿河屋の現在価格は通常版987円、限定版217円と安価。
分割販売の疑惑
容量や開発期間の都合でゲームが分割された可能性。
OVAとの比較
アニメ部分とゲーム部分が中途半端で、どちらにも特化できていない。
対戦の妨害要素
相手の妨害により、操作性がさらに悪化。
魅力の乏しさ
ゲームの根幹であるキューブバトルの内容が薄い。
個性的な仕上がり
シンプルなゲームとアニメで個性を出そうとしているが不発。
クリア後広告
エンディング後に続編広告を入れるなど、商業的な意図が透けて見える。
手軽な達成感
勝利ムービーの達成感は手軽に味わえる。
全体評価
息抜きとして楽しめるが、ゲームとしての完成度や深みは乏しい。発売日 1997/2/28やのまん -
ライズ オブ ザ ロボット2基本情報
1996年6月28日にセガサターン版、9月13日にPS版が発売された格闘ゲーム。定価は5,800円。
前作の続編
前作『ライズ・オブ・ザ・ロボット』の続編で、使用可能キャラが18種類に増加。
新機能
必殺技を奪う「ターミネーション攻撃」、ゲージ技「スーパースペシャル」、相手のパーツを引き抜く「切断攻撃」、カラーエディット機能が追加。
判定
クソゲーと評される。ストーリーやゲームシステムに問題点が多い。
ストーリー
エゴ・ウイルスにより反乱を起こしたロボットを鎮圧する話。
キャラ選択の煩雑さ
カラーエディット後、一定時間放置しないとキャラ決定ができない。
ロード時間
長いロード時間が頻繁に挟まれる。
ターミネーション攻撃の価値
必殺技を奪えるが実用性が低い。
切断攻撃の価値
ラスボス以外にはほぼ使えない特殊技。
飛び道具の無意味さ
飛び道具は全て真横にしか発射されず、戦略性が低い。
エンディングの単調さ
エンディングが1種類のみで、クリア後は静かにゲーム終了。
最強キャラの存在
ネクロボーグが完全無敵技を持つため、キャラバランスが崩壊。
カスタマイズ要素
キャラごとに256色のカラーエディットが可能。
デザインの独自性
ロボットのデザインと質感は評価されている。
音楽
クイーンのブライアン・メイによる楽曲「Cyborg」が使用されている。
効果音
ロボット同士のぶつかり合いを表現した効果音は評価されている。
難易度
必殺技コマンドが不明な場合、高難易度。
開発元の廃業
開発元のミラージュメディアは本作発売翌年に廃業。
海外版の違い
北米版では隠しキャラが多く、それがバランス崩壊の原因。
PC版の追加要素
PC版には「ディレクターズカット」として追加キャラや小説、メイキング資料が含まれている。
クソゲー認定理由
飛ばせないロゴや特殊技の実用性の低さなど、多くのストレス要因。
最終評価
クソゲーの範疇ながら、ロボットデザインや効果音に一定の魅力がある。
不親切なマニュアル
必殺技やゲージ技の詳細がマニュアルに記載されていない。
余談
アメリカでもクソゲーと評価されており、国内外で評価は低い。
日本での存在感
対戦格闘ゲームが多い日本市場では目立たない作品。
ゲームシステムの旧態依然
立ちモーションから突然転倒するなど、動作が時代遅れ。
キャラクターバランス不明
ゲームの深い解析やバランス調整が未完。
プレイ時間推奨
暑い夏にクソゲーとしてプレイすることで逆に涼しさを楽しめる、と皮肉的に紹介。
評価の分かれどころ
世界観やデザインに魅力を感じるか、ゲーム性の欠陥に苛立つかで評価が分かれる。発売日 1996/6/28アクレイム・エンタテインメント -
極楽!中華大仙発売日 1992/3/13タイトー
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中華大仙『中華大仙』は1988年にタイトーから稼働した横スクロールシューティングゲーム。
海外版は1989年にセガ・マスターシステム用として『Cloud Master』として発売。
開発はホット・ビィで、デザインは阿部幸雄と藤原英裕。
日本国内では複数のプラットフォームに移植、1988年のMSX2、1989年のファミコン、1991年のX68000、1992年のPCエンジンなど。
2007年にはWii用リメイク版『新・中華大仙 〜マイケルとメイメイの冒険〜』が登場。
プレイヤーはマイケル・チェンを操作し修行を行う冒険がテーマ。
ゲームは全5ステージ構成で、敵を倒しながら進む。
アイテムはプレイヤーのメインショットや速度をアップさせる効果を持つ。
いくつかの法術が選択可能で、強化が可能なシステムがある。
各種バージョンごとに性能や内容が異なる。
アーケード版は連射システムが強力で、特定の条件でウェーブショットを取得可能。
ボスの強さは選択する武器やアイテムによって変化し、戦略が求められる。
プレイヤーの当たり判定が大きく、接触時のダメージに注意が必要。
各プラットフォームの評価は異なり、ファミコン版は21点、PCエンジン版は76点とされる。
敵キャラクターには中華風のデザインが取り入れられ、ユニークな体験を提供。
ファミコン版とPCエンジン版の移植は性能が異なる。
ゲームプレイ中の法術選択のタイムリミットがあり、迅速な判断が求められる。
あらゆるリメイク版では操作方法やゲーム性が一部改良されている。
ゲームのテーマには中華文化が色濃く反映されている。発売日 1989/9/22タイトー -
THE KING OF FIGHTERS '97基本情報:
発売日: 1998年3月26日。
ジャンル: 格闘ゲーム。
対応機種: セガサターン(拡張RAMカートリッジ必須)。
開発・販売: SNK。
価格: 通常版5800円、拡張RAM同梱版7800円。
オロチ編完結:
1995年から続いたオロチ編三部作の最終章。
ストーリーが完結し、多くの謎が解決される。
拡張RAM対応:
1MB・4MB RAMカートリッジの両方に対応。
ロード時間は短縮されるが、それでも約7秒程度と長め。
ゲームモード:
ADVANCEDモード: ゲージストック制、ゲージを消費して多彩なアクションが可能。
EXTRAモード: 従来型のKOFに近い仕様、体力1割以下で超必殺技が無制限。
キャラクターの多さ:
使用可能キャラが豊富。
隠しキャラとして「暴走庵」や「狂レオナ」、オロチ版八卦衆が使用可能。
キャラ相性システム:
チームの相性によってゲージの受け継ぎや性能が変化。
編成と順番の戦略性が増加。
演出面:
キャラ登場演出や背景の細かい作り込みが評価される。
一部キャラのコスチュームやセリフが話題に。
ゲーム性:
特殊コマンドの採用でテンプレート的な連携が増加。
キャラのバランスに偏りがあり、強キャラが目立つ。
BGM:
静かな曲調が多く、賛否両論。
前作「KOF'96」のBGMの方が良いという意見も。
ロード時間の問題:
最初のロードが長く、1ラウンド目で約15秒かかる。
2ラウンド目以降は短縮されるが、テンポの悪さが指摘される。
アートギャラリー収録:
キャラクターや設定画のギャラリーが収録されており、ファン向け。
ボスキャラ「オロチ」:
操作可能だが、シリーズ史上最弱とされる。
移植度:
セガサターン末期のタイトルで、移植度は高い。
ただし、ロード時間や操作性で一部不満点あり。
評価点:
初心者でも楽しめるシステム。
ストーリーの完結と隠し要素が好評。
問題点:
隠しキャラや暴走キャラの強さにより対戦バランスが崩れる。
ロード時間が長く、テンポが悪い。
中古市場での暴落:
ロード時間の長さが原因で、発売後すぐに中古価格が低下。
海外での人気:
現在でも大会が開催され、人気の高いナンバリング。
個人的な思い出:
初心者にも優しい難易度設定。
一部プレイヤーからはシリーズの最高傑作との評価。
操作性:
ボタン配置が改良され、前作より操作しやすくなった。
KOFシリーズの代表作:
簡単な操作性と多彩なキャラで、シリーズ入門作としておすすめされる。
ストーリー重視のプレイヤー:
「KOF'95」から始めるとストーリーをより深く楽しめる。
比較対象:
「KOF'98」など他のナンバリングに比べて難易度が低く、カジュアルに楽しめる。
一人用としても楽しい:
対戦だけでなく、ソロプレイでも十分楽しめる作り。
現在の購入方法:
PS4、Switch、Steamなどでデジタル配信版が快適に遊べる。
コストパフォーマンス:
中古価格が安価で手に入るため、今からでもプレイする価値あり。発売日 1998/3/26SNK