コンシューマーゲーム大辞典

Football Manager 2012は、Sports Interactiveが開発し、Segaが出版したサッカー管理シミュレーションゲームである。
発売日は2011年10月21日で、プラットフォームはMicrosoft WindowsとMac OS X。
ゲームではプロサッカーチームのマネージャーとしてプレイすることができる。
プレイヤーは選手との契約、クラブの財政管理、チームミーティングを行える。
ゲームは現実の管理シミュレーションを基にしており、AIによって評価される。
スカウティング機能が拡充され、より多くの情報を得られるようになった。
新機能として、シーズン終了時にプレイ可能なリーグを追加または削除できるようになった。
デモ版はSteamで2011年10月6日にリリースされ、半シーズン分のプレイが可能。
デモは特定の国のリーグ（イングランド、スコットランド、フランスなど）のクイックスタートに制限されている。
初めてSteamソフトウェアの使用が必要とされ、これに対して多くのファンが不満を持った。
この変更は海賊行為の減少を目的としているとSegaが述べている。
Metacriticによると、ゲームは「一般的に好評」を得ている。
GameSpotは、リーグのオンオフ機能が素晴らしい追加であると評価した。
ドイツのウェブサイト4players.deは88％の評価を与えた。
ゲームのレビューの評価は様々なメディアで行われている。

Buzz!: The Ultimate Music Quizは2010年にリリースされたパーティー動画ゲーム。
開発はRelentless Software、出版はSony Computer Entertainment。
PlayStation 3向けが最初で、2011年にPlayStation Portable版もリリース。
Buzz!シリーズの最終作で、欧州のみで発売された。
PlayStation Moveに対応している唯一のBuzz!ゲーム。
Moveコントローラーを使って正解を選ぶスタイルのクイズが楽しめる。
プレイヤーは画面に表示され、コントローラーがダーツやハンマーなどに見える。
プレイヤーは4人まで参加可能で、ゲームの長さを選べる。
「Twisted Tunes」という新ミニゲームがあり、曲の変化を早く当てる。
PlayStation Eyeカメラを使用して、自分の顔をゲーム内キャラクターに追加できる「Paperface」機能がある。

ゲームタイトル：Invizimals: Shadow Zone
開発：Novarama、出版：Sony Computer Entertainment
プラットフォーム：PlayStation Portable (PSP)
発売日：2010年11月12日（ヨーロッパ）、2011年10月25日（北アメリカ）
収集型クリーチャーゲームで、PSPのカメラアタッチメント必須
前作：2009年のInvizimalsの続編
プレイヤーは「アライアンス」の一員として、Invizimalsを守る任務を担う
主要キャラクター：ケンイチ・ナカムラ、ジャズミン・ナヤール、ボブ・ドーソン
物語の舞台はバルセロナ、アメリカ、東アジア、アフリカ
Dark Rattleraptorや他のDark Invizimalsが登場
ケンイチはかつての敵キャンベルの生存を疑う
ボブ・ドーソンは精神的に追い詰められ、狂気に陥る
ストーンヘンジでの影のゲートを巡ってキャンベルと対峙
プレイヤーは敵を撃退し、キャンベルを打ち倒す
最終的にDark Icelionが登場し、キャンベルをInvizimalの世界に引きずり込む
ケンイチは影のゲートに入る決意をする
ゲームには100以上の新クリーチャー、改造機能がある
新しいキャンペーンと協力捕獲モードを特徴とする
過去に数ヶ月間の続編の噂があったが、正式発表はE3 2010で行われた
発表日の翌日、ストアから削除される
プレイヤーは多様な技を選択可能

WWE All Starsは2011年に発売されたプロレス動画ゲーム。
THQが開発・販売し、Nintendo 3DS、PS2、PS3、PSP、Wii、Xbox 360でプレイ可能。
現役および元WWEレスラーが出演し、アーケードスタイルのゲームプレイを特徴としている。
過去のレスラーも登場し、ジョン・シナやトリプルHなどのキャラクターが含まれる。
3つのゲームモード（Path of Champions、Fantasy Warfare、Exhibition）がある。
Path of Championsでは10試合のガントレットに挑戦し、ストーリーが進行する。
Fantasy Warfareでは15試合の夢の対決が行われ、過去と現在のレスラーが対戦。
プレイヤーは自分のレスラーを作成できる「Create-a-wrestler」モードがある。
ゲームはTHQサンディエゴとSubdued Softwareによって開発された。
いくつかのDLCキャラクターがリリースされ、ゲームの更新が行われた。
メタクリティックによると、全体的に favorable の評価を受け、特にアートデザインやテンポの良いゲームプレイが高評価。
Wii版は6/10、PS3とXbox 360は7/10のスコアを獲得。
PSP版は賛否が分かれ、中身が少ないとの批評もあった。
2013年4月にオンラインマルチプレイヤーサーバーが終了。
ゲームはアーケードスタイルのレスリングゲームとしての新しいアプローチを提供。
WWE All Starsは2011年のSpike Video Game Awardsで最優秀対戦ゲームにノミネートされたが、敗れた。

ゲームタイトル：Lego Star Wars III: The Clone Wars。
開発会社：Traveller’s Tales、発行会社：LucasArts。
発売日：2011年3月（PS3、PSP、Xbox 360、Wii、DS、Windows、3DS）。
3DSのローンチタイトルの一つ。
2008年のアニメ映画と「Clone Wars」のテレビシリーズを元にしたキャラクターやミッションが登場。
シングルプレイヤーおよびマルチプレイヤーモードあり。
最大2人のプレイヤーが異なるキャラクターを切り替えてプレイ可能。
新要素として、シーンを入れ替えながらのマルチパート目標やボスバトルを導入。
大規模な戦闘を指揮するリアルタイムストラテジー要素が追加。
スペースバトルは3Dでより直感的にリモデル。
コンソール版では115キャラクター、ポータブル版では77キャラクター収録。
ポータブル版はコンソール版といくつかの違いがある（例：地面の戦闘なし）。
アップグレードされたゲームエンジンで200以上の移動ユニットを処理可能。
グラフィックとライティングが向上。
スプリットスクリーンでの対戦モードあり。
レベルやキャラクターの購入が可能なハブが新設された。
ゲームはアニメ映画に基づいており、対話がなくユーモラスな逸脱がある。
2009年末から開発が始まり、2010年4月に最後の追加が完了。
2011年3月に北米で発売、以降ヨーロッパ、大洋州で展開。
ゲームは好評を得ており、2012年5月までに400万本以上販売。

ゲームタイトル: Hoard (商標名: HOARD)
開発元: カナダのスタジオ Big Sandwich Games Inc.
発売日:
- PS3版: 2010年11月2日
- PC・Mac版: 2011年4月4日
- PSP版: 2011年3月22日
- PAL PSN版: 2011年6月2日
評価:
- PS3版: Metacriticで75%
- PC版: Metacriticで65%
IGNの受賞:
- PS3の2010年ベストオンクイックフィックス
- ベスト競技マルチプレイヤーにノミネート
アーカイブされたレビュー:
- IGN、1UP.com、GameSpotなどのプラットフォームで評価
公式サイトおよび開発者サイトあり

タイトル: TNT Racers
プラットフォーム: Xbox 360， PlayStation Portable， PlayStation 3， Wii， Wii U（Nitro Machines Editionとして再ブランド）
開発者: Keen Games
配信元: DTP Entertainment
ジャンル: トップダウンアーケードスタイルレーシングゲーム
車両数: 16台（各車両に強さや弱点あり）
トラック数: 18コース
パワーアップ: レース中に散らばっているアイテム利用可
ゴースト復活: 車両が破壊されるとゴーストになり、他のレーサーに干渉可能
チャレンジ数: 45の課題が存在
サウンドトラック: ジャズテーマやカートゥーンスタイルの追跡音楽を含む
DLC: 2つのダウンロードコンテンツ（Drift ChallengeとFormula TNT）
DLC内容: 各DLCに新車両2台、4つの新トラックを含む
評価: Metacriticで「ミックスまたは平均的なレビュー」を受ける
批評点: コントロールスキームの選択、カメラ、チャレンジのバランスに疑問
NGamerからの評価: Wii版に対して否定的なレビュー
リリース情報: XBLAへの登場、その他プラットフォームはその後リリース
レビュー例: GameSpot、Engadget、Eurogamerなどからの評価あり

「Alpha Mission II」は1991年にSNKによって開発され、Neo Geoアーケードと家庭用システム向けにリリースされた。
1985年の「Alpha Mission」の続編である。
1994年にNeo Geo CD、2010年にPlayStation Portable向けに再リリースされた。
プレイヤーは戦闘宇宙艇「Armored Scrum Object」を操作する。
空中の敵を攻撃し、地上の敵に爆弾を投下することができる。
パワーアップを集め、ボスを倒しながらステージを進む。
操作には2または3のボタンが使用される。
武器には空対空レーザー、空対地ミサイル、パワーウェポンが含まれる。
武器はドローンから得たパワーアップで最大4回まで強化可能。
エネルギーメーターで武器の残量を管理し、使用するとエネルギーが減少する。
低エネルギー時、宇宙艇は通常モードに戻る。
7つのステージがあり、最後はボス戦となる。
評価は概ね好評で、特に武器システムやグラフィックが称賛された。
無限続行がないため、ゲームの寿命が延びるとの意見もあった。
一部の批評では敵デザインやレベルデザインが古いと指摘された。
エネルギーを回復するためのEパワーアップが存在する。
プレイヤーは弱点を攻撃することでボスを打破する必要がある。
ゲーム機の人気ランキングで、最も人気のあるアーケードゲームの一つに選ばれた。
色彩豊かなグラフィックとアニメ風サウンドトラックが高く評価されている。

「Legends of War」は2010年にスペインのEnigma Software Productionsによって作られたターン制ストラテジーゲームシリーズ。
ゲームはPSP、PS3、Xbox 360、PC、PS Vitaでプレイ可能。
さまざまな歴史的時代や戦争を、著名な軍事指導者の視点で描く。
初作は「Legends of War: Patton’s Campaign」で、第二次世界大戦中のパットン将軍のキャンペーンが舞台。
2010年10月20日にPSNでPSP用に初登場、2012年と2013年に他のプラットフォームでもリリース。
プレイヤーはアメリカ陸軍のジョージ・S・パットンを操作し、ノルマンディー上陸から戦争終結までを体験する。
ユーザーは歴史を変更し、ソビエト軍より先にベルリンに到達するチャンスがある。
パットンの命令で、第三軍を指揮し、歴史に基づく作戦を実行して進む。
特徴として、パットンの能力値が部隊のパフォーマンスに影響を与える。
能力は7つのカテゴリ（プレジデージ、攻撃能力、防御能力、戦術能力、物流、カリスマ、経験）で強化可能。
天候条件（濃霧、雨、大雪）もゲームの特徴。
キャンペーンは7つの作戦に分かれ、35のミッションを22のマップで展開。
マルチプレイヤーモード（ホットシート）では、同じコンソールでアメリカ軍とドイツ軍を制御できる。
2011年に「ベストハンドヘルドゲーム」としてVI Editions of Desarrollador_Esで受賞。

Auditoriumは、フィラデルフィアのスタジオCipher Primeによって開発された音楽ベースのパズルゲーム。
2008年4月にFlashゲームとしてリリース、2010年にはiOS、PlayStation 3、PSPへも展開。
2012年にはPCおよびMacに対応したバージョンも登場。
同年、続編「Auditorium 2: Duet」のためのKickstarterキャンペーンが成功したが、2017年にキャンセルが発表された。
ゲーム内ではプレイヤーが光の粒子を操作し、音楽コンテナを満たすことが目的。
各音楽コンテナが満たされると、新しい楽器や音がゲームの音楽に追加される。
プレイヤーは色を変更した粒子の流れを操作し、音楽コンテナの色と一致させて充填。
各レベルには固定されたコントロールポイントがあり、粒子の流れを変更する。
コントロールポイントの種類には、方向制御、引力制御、反発制御、ウサギ制御、偏向制御がある。
障害物が存在し、これを克服するために利用可能なツールを用いる必要がある。
障害物は、分割器、ブラックホール、ポータルなどがある。
初期のFlash版はPCに2008年4月にリリース。
iOS版は2009年にEAが発表、無料で提供され、追加のエピソードを購入できる。
PS3およびPSP版は2010年11月にリリース、3D表示やモーションコントローラに対応。
Xbox 360版も発表されたが、Xbox Live Arcade向けのリリースは行われなかった。
Steamストアでのリリースは2012年2月に行われた。
ゲームの評価は概ね良好で、iOS版のMetacriticのスコアは80、PS3版が79。
ゲームに関するレビューは多くのメディアに掲載されている。
公式ウェブサイトやCipher Primeのウェブサイトも存在。