コンシューマーゲーム大辞典

ゲーム名：Pop Cutie! Street Fashion Simulation（日本名：That’s QT）
開発・発売元：Koei
プラットフォーム：Nintendo DS
プレイヤーはファッションブティックの管理者
洋服のデザインと販売が主な目的
衣服を作るにはキーワードを収集する必要がある
店舗を設営し、アイテムを在庫する必要がある
従業員を雇うことが求められる
ライバルと競い合いながら衣服を販売する
「ファッションバトル」に参加可能
アウトフィットは複数の基準で評価される
ステージごとに異なる目的が設定されている
店舗の位置やサイズ、ライバルが変化する
ゲームの評判は平均以上
批評としてゲームのスピードや操作の難しさが指摘された
Metacriticにてレビュー収集
いくつかのゲーム評価サイトでレビューされている
ゲームプレイは段階的に進行する
競争要素が強いゲーム設計
プレイヤーのクリエイティビティを促進する要素あり
ファッションデザインとビジネス管理のシミュレーション要素を兼ね備えている

ゲーム名: Chase the Express（北米ではCovert Ops: Nuclear Dawn）
開発: TYO Entertainment
発売: Sony Computer Entertainment
プラットフォーム: PlayStation
ジャンル: サードパーソン・シューター
発売年: 2000年
プレイヤーの役割: NATOのオフィサー
目的: 人質救出とテロリストグループの撃退
ストーリーの舞台: 装甲列車
ゲームプレイ: 謎解き要素、アクション、ステルスを含む
ゲームデザイン: Resident EvilやMetal Gear Solidに類似
結末: 分岐シナリオと複数のエンディングあり
グラフィックスは評価されるも、ゲームプレイは批判される
主な武器: 火器、接近戦も可能
アイテム探し: 有用なアイテムや鍵を見つける必要あり
敵への接触: ステルスか戦闘で対処可能
医療キットでダメージを回復
ストーリーの重要な登場人物: フランス大使ピエール・シモンとその家族
テロリストのリーダー: ボリス・ズゴスキー
ゲームの結末: ピエールと家族の再会
評価: Mixed reviews、Graphics praised， gameplay criticized
フィードバック: 日本のファミ通では40点満点中30点。

「超謎王」は2000年にバンダイビジュアルが発売したクイズゲーム。
続編であり、前作「謎王」と同じく道蔦岳史が監修。
ゲームは3つのモード（テロリストモード、クイズ独房モード、思考対戦モード）から成る。
クイズの形式は、択一クイズ、早押しクイズ、3択並べ替えクイズがある。
テロリストモードでは、主人公がテロリスト組織の一員となり、クイズを解きながらダンジョンを進む。
クリア条件を満たさないと体力が減り、即死の可能性がある。
プレイヤーは5つのジャンルから選んで問題に挑戦。
1周中は一度正解した問題が再出題されない。
ライフ制度があり、体力が0になるとゲームオーバー。
早押しクイズでは、正解すると相手にダメージを与える。
アイテムカード（緑、赤、青、白）が存在し、ゲームを有利に進めることができる。
ダンジョンは12エリアに分かれており、各エリアでのクイズクリアが必要。
特定エリアや条件でムービーが再生される。
モード選択画面では、ジャンル設定が可能である。
エンディングは条件不明でABCの3種類。
敵キャラクターの設定や声優情報が明記されている。
ゲームのセーブポイントでプレイ時間やアイテム情報が保持される。
再挑戦の際は過去の不正解問題が出題され、正解するまで続く。
2人用早押しクイズモードもあり、対戦が可能。
各モードには固定の勝利条件と敗北条件がある。

『幻想のアルテミス』は2000年1月27日に翔泳社から発売されたPlayStation用ゲーム。
サスペンスと恋愛の要素を持つ「一風変わったギャルゲー」である。
キャラクターデザインは猫有馬。
制作期間は約1年3か月から4か月。
舞台は人里離れた生駒アクトレス・スクール。
主人公が探偵として、5人のヒロインとの恋愛と事件解決を目指すストーリー。
事件の発端は生徒・高原かおるの自殺騒動。
ヒロインとの関係性や選択肢によって物語は分岐する。
各物語は独立しており、真相や犯人が異なる。
ヒロインとの好感度が、事件解決に影響を与える。
ストーリーには「必須イベント」と「任意イベント」が存在する。
事件解決後、ヒロインに告白するパートがあり、グッドエンドとなる。
ゲーム内のキャラクター設定に万葉集の地名が使われている。
主人公は大学3年生の日下部恭一。
ヒロインには活発な国栖みことや自信家の三香原さらさがいる。
物語では恋愛イベントや証拠の検証が重要な要素。
複数のエンディングが設定されている。
ストーリーにはトリックの解明やヒロイン救出の緊張感がある。
ゲームにはオリジナル曲「アルテミス・イリュージョン」が収録されている。
2000年にメディアワークスから、ゲームの後日談となる小説が発行された。

V-Rally 2はEden Studiosによって開発され、Infogramesが発行したレーシングゲーム。
対応プラットフォームはPlayStation、Dreamcast、Microsoft Windows。
Nintendo 64版の発売は計画されたが、開発初期段階でキャンセルされた。
1999年の世界ラリー選手権シーズンに基づいたラリーカーが登場。
Championship Editionは26台、Expert Editionは27台の車を収録。
80以上のオリジナルトラックがあり、全てのラリーが再現されている。
ゲームモードにはタイムトライアル、アーケード、V-Rally Trophy、チャンピオンシップモードがある。
ゲーム内の天候条件として雪、雨、昼間、日没、夜が含まれる。
トラックエディタを使用してオリジナルのラリーコースを作成可能。
最大4人のプレイヤーで楽しめるマルチプレイヤーモードがある。
PlayStation版はDualShockアナログコントローラーとNamco製のレースコントローラーに対応。
チャンピオンシップモードは実際のラリーを模しており、異なるステージがある。
開発チームは他のゲームからのインスピレーションを受けた。
Dreamcast版はMetacriticで「好評」と評価された。
日本ではPlayStation版がV-Rally Champion Edition 2として発売された。
Famitsuは日本版に27点（40点満点中）を付けた。
複数のレビューで高評価を受けており、特にグラフィックと操作性が好評。
ゲームのサウンドについてはやや賛否が分かる評価。
V-Rally 2は家庭用コンソールのラリーゲームの中でトップクラスの評価を得ている。

タイトル: Chaos Break - Episode from ”Chaos Heat”
ジャンル: サードパーソンシューター、サバイバルホラー、ブロウラー
発売年: 2000年
プラットフォーム: Sony PlayStation
続編: 1998年のアーケードゲーム「Chaos Heat」の続編
舞台: 放棄された生化学実験室（Fluxus Biomaterial Industries Lab 7）
ロケーション: 孤島にある民間研究施設
プレイヤーキャラクター: Mitsuki と Rick （D.E.Fエージェント）
目的: 施設の調査と研究データの回収
敵キャラクター: エイリアン寄生生物、変異したスタッフ、ロボット警備ドローン
ゲームの進行: 敵を倒してレベルクリアパスカードとCDデータを収集
アイテム収集: 死体やロッカーから健康状態、弾薬、キーアイテムを取得
ゲーム内時間: 24時間制、ドアのアクセスに影響を与える
サバイバルホラー要素: コンピュータ端末でのセーブとEメール確認
バックストーリー: 施設で働いていた人々の過去を説明するEメールが存在

『海腹川背・旬』は1997年2月にエクシングから発売されたPlayStation用のアクションゲーム。
前作『海腹川背』の続編で、新規要素を追加した『セカンドエディション』や完全版も存在。
ゲームデザインとプログラムは酒井潔が担当。
キャラクターデザインは近藤敏信で、音楽はPas de chatが担当。
3D描画を使用し、キャラクターのデザインは近藤の絵をスキャンしたものがベース。
音楽は新曲が多く追加され、ゲームオーバー時の曲を除いて全て新曲。
難易度とフィールド構成が再調整されている。
タイトルは『海腹川背2』ではなく、『海腹川背・旬』に決定。
主題歌は小森まなみが担当し、ゲーム中にテーマ曲が流れる。
リプレイデータを特定のファイル名で保存するとデータが破壊されるバグが存在。
2000年に『セカンドエディション』が発売され、主にバグ修正と新フィールドの追加が行われた。
2012年にはゲームアーカイブスとして配信開始。
2009年にはニンテンドーDS向けに新要素を追加したバージョンが発売された。
資料や攻略本も複数リリースされている。
特定のバグに関する対策は存在せず、修正版は配布されていない。
企業広告が挿入される面があり、セカンドエディションではこれがカットされた。
攻略本やサウンドトラックも発売されている。

『ポケットじまん』は2000年に発売されたPlayStation用ゲームソフト。
プレイヤーがPocketStation用のゲームを制作できる。
制作できるゲームはダンジョンRPGとアドベンチャーゲームの2種類。
ゲームを組み合わせてオープニングとエンディングを追加可能。
カスタマイズ性があり、モンスターグラフィックをドット打ち可能。
容量制限が厳しく、小規模なゲームに限られる。
プレイ時間は最大1時間程度。
制作したゲームはPocketStationにダウンロードしてプレイ可能。
赤外線通信で他のPocketStationに送信できる。
おまけ機能として『Pocketチャット』が搭載されている。
パッケージデザインやオープニング画面は異様な雰囲気を持つ。
リファレンスマニュアルにはゲーム内容に無関係な用語集が掲載されている。
プレイヤーの自由度はゲームをやりこむことで増加する。
初期職業は9種類中3種類から選択可能で、やりこみ度に応じて増える。
ゲームには30本以上のサンプルが収録されている。
サンプルゲームはネタやギャグとして楽しむものが多い。
短時間で終わる刹那的なゲームも存在する。
ナンセンスで不条理な内容のサンプルゲームも多い。
ゲーム制作システムは『RPGツクール』に似ている。

『実況パワフルプロ野球’99開幕版』は1999年7月22日にコナミから発売されたプレイステーション用野球ゲーム。
新要素として球場のポリゴン化やドラマティックペナントの導入がある。
サクセスモードに猪狩兄弟や矢部明雄が登場し、社会人編を含む。
1998年の公式戦記録を参照できるモードが搭載され、詳細な成績が閲覧可能。
会社を選び、プロ野球選手を目指すゲームシステムを採用。
借金の概念や収入の管理が新たに導入され、経営に工夫が必要。
投手のパラメータ成長が内部ポイントではなく経験点になった。
データ移行機能により他のパワプロ作品と互換性があった。
ロード中にミニゲームがあり、楽しさが追加されている。
PS版ではセーブせずに終了するとデータが消去されることがある。
猪狩コンツェルン、たんぽぽ製作所、パワフル物産の3社を選択可能。
サクセスモード内には冥球島編も含まれており、選手育成が行える。
プレイヤーの活躍によって成長する能力システムが搭載されている。
友達との対戦モードや専用のトーナメントを含む。
新たなアイテム購入および練習効率向上のメカニズムが追加された。
戦う相手として過去の作品からのキャラクターも登場する。
決定版へのアップグレードも可能で、追加要素が存在する。
シナリオには現実のプロ野球の試合を再現したものが含まれている。
2000年にはドリームキャスト版も発売され、サクセスモードが引き継がれた。

ストリートファイターEXはアリカが開発し、カプコンが発売した初の3Dポリゴン格闘ゲーム。
ゲーム性は従来のストリートファイターシリーズを継承しており、3Dグラフィックを2D対戦型に融合。
初代は1996年12月に登場、以降のシリーズにも影響を与えた。
開発にはストIIに関わった西谷亮が携わっている。
台詞は日本語に統一され、377社のキャラクターが登場。
EX plusでは新キャラの追加、バランス調整を行った。
EX2では新システム「エクセル」「キャンセルブレイク」が導入された。
EX2 PLUSで新システム「メテオコンボ」の追加、旧キャラクターの復活。
EX3ではタッグバトルやエディットモードなど新機能が追加。
エースキャラクターはプレイヤーがカスタマイズ可能。
スーパーコンボゲージによる戦略的要素が強化され、技のキャンセルなどの新システムが実装。
グラフィックは3Dだが、操作系は従来のストリートファイターと同様。
各作品には独自の家庭用モードやボーナスゲームが存在。
隠しキャラクターやボスキャラクターも多数登場。
ストーリーは各キャラクターの背景を持つ戦いとなっており、サブストーリーも存在。
音楽や演出などもそれぞれ変更され、作品ごとに多様な体験が提供されている。

タイトル: 『美少女花札紀行 みちのく秘湯恋物語』
ジャンル: 恋愛アドベンチャーゲーム
開発・販売: フォグ
ゲーム内容: 東北地方の観光名所を巡り、ヒロインたちと花札で対戦
画像: 実写取り込み
系列: 『風雨来記』シリーズに繋がる「旅ゲー」の元祖
キャラクターデザイン: 岸上大策
対象年齢: セガサターン版は18歳以上推奨
前作: 『花札グラフィティー 恋々物語』のブラッシュアップ版
主人公: 天草遊也、カメラマン志望の大学生
主人公の背景: 花札の家元の息子、選考入選のために東北を訪問
ヒロイン: 佐藤朱鷺子、17歳モデル、父の葬儀後に遊也と出会う
三角冴子: 24歳、狂言回し役、遊也たちの旅に関与
刀堂愛絵里: 16歳高校生、遊也と共に恋人の家を探す
森岡由美: 22歳、医師志望
黒幕: 銭溜兼蔵、朱鷺子の父の債務相続人を探す
制作チーム: 加藤直樹、瀬谷辰宇、宗清紀之など
各種版リリース: プレイステーション版、セガサターン版などが存在
ゲームアーカイブス: 2007年にはゲームアーカイブス版もリリースされている
音楽やサウンド: 様々なサウンドエンジニアが関与している

『チョコボコレクション』は1999年12月22日に発売されたPlayStation用ゲームソフト。
スクウェア（現スクウェア・エニックス）が開発したチョコボシリーズの3タイトルを収録。
収録タイトルは『チョコボスタリオン』（育成シミュレーション）、『チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜』（レース）、『ダイスDEチョコボ』（ボードゲーム）。
各タイトルは独立した内容で、ゲームやセーブデータの相関性はない。
『ダイスDEチョコボ』は本作のオリジナル作品で、最大4人までプレイ可能。
『チョコボコレクション』には特製ピクチャーレーベルのCD-ROMが付属。
既存の『チョコボレーシング』以外は新作。
『ダイスDEチョコボ』は2008年にゲームアーカイブスとして配信された。
ゲームのストーリーは、チョコボが仲間とピクニック中にダイスによって別世界に吸い込まれる。
プレイヤーモードには「お話を遊ぶ」と「みんなで遊ぶ」の2つがある。
各プレイヤーは特定の「友達魔石」を使って土地を管理し、対戦する。
土地のレベルアップやチェッククリスタルのボーナスがゲームのキー要素。
魔石の効果は相手の行動を妨げたり、自分の有利に進めたりする。
ゲーム内のキャラクターは、各々異なる攻撃魔石や友達魔石の能力を持つ。
ゲームはターン制で、状況に応じた戦略が必要。
複数のキャラクターがストーリーに関わり、プレイヤーの選択が結果を左右する。
各種状態異常や攻撃魔石の使用法が戦略に影響を与える。
特定の条件を満たすことで新たな魔石や能力を獲得できる。
ゲーム内には隠しステージや隠された要素が存在。
競争要素が強く、相手との駆け引きが重要なポイント。