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2024.03.18
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最新更新日:2024/11/08
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闘龍伝説エランドール『闘龍伝説エランドール』は1999年1月14日にセガサターンで発売された3D格闘ゲーム。
開発はサイ・メイトによるもので、アーケード版も先行して存在した。
セガサターンの最後の3D格闘ゲームとされるが、技やシステムはシンプルで古風な内容。
グラフィックは当時としては綺麗だが、ゲーム内容は操作や戦略面で物足りなさが指摘されている。
ゲームシステムは3Dポリゴンを使用し、ドラゴンに乗って戦うというコンセプト。
キャラの操作はシンプルで、技は2~3種類程度と限られている。
A、Bボタン同時押しで超必殺技が発動する仕様。
軸移動で敵の飛び道具を避ける戦法が必須となる。
一部のプレイヤーからは「古臭い」と評価され、発表時点で既に時代遅れとされた。
発売当初はST-Vのテコ入れ策としてアーケード版が先行リリースされ、宣伝効果が狙われた。
ST-Vはセガサターン互換の基板で、移植しやすいものの性能面で劣る。
ゲームの企画は長い開発期間を経て、ほぼ1人のプログラマーが担当していた。
初期の開発段階ではSGL(セガの3Dライブラリ)がなく、すべて自作で構築された。
当時の格闘ゲームと比較して技やシステム面で進化が見られなかった。
プレイヤーからは「シンプルすぎてつまらない」との評価が多い。
キャラクターは個性的だが、技や戦略のバリエーションに乏しい。
ストーリーは「竜に乗って戦う」という設定だが、ゲーム性と乖離していた。
実際のプレイでは操作に不便さがあり、当たり判定やガード不能技が問題視された。
初期の3D格闘ゲームと同様に、事実上2D格闘に近い仕上がり。
格闘ゲームとしては「ネタ要素が多い」として一部で話題になった。
ミカドというゲームセンターで大会が開かれ、実況付き動画が配信されている。
ゲームのプレイ感は古臭く、システム的に時代遅れと評価された。
プレイヤーはジャンプ攻撃やドラゴンからの落下による大ダメージに悩まされる。
一部の攻略記事ではゲームの欠点を指摘しつつも真面目に分析している。
セガサターンの格闘ゲームとして「貴重だが物好き向け」とされることが多い。
ゲームの出来は一人のプログラマーの努力の結晶であると説明されている。
ST-V版がゲームセンターに登場したが、宣伝効果は疑問視されている。
全体的に、画面は綺麗だがモーションや内容が単調であるとの評価が多い。
「龍に乗る」というユニークな設定があるが、実際のゲーム戦略に結びつかなかった。
現在も情報が少なく、一部の格闘ゲームファンにのみ知られるレアな作品。発売日 1999/1/14カマタアンドパートナーズ -
スリー・ダーティ・ドワーブズ『スリーダーティードワーブズ』は1997年にセガサターンで発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。
開発はハンガリーのアパルーサインタラクティブ、セガによって日本でリリース。
物語は天才少年少女がドワーフを現実世界に召喚し、軍から脱出を試みる設定。
主人公は3人のドワーフ、グレッグ、タコニック、コルソグで、それぞれ異なる武器と特性を持つ。
ゲームは15面構成で、多彩なステージとユニークなボス戦が特徴。
ゲームの操作は攻撃、ジャンプ、キャラチェンジ、必殺技が基本。
ライフの概念はなく、ダウンしたキャラを仲間が殴って復活させる斬新なシステム。
最大3人までの同時プレイが可能で、「マルチターミナル6」を使用してプレイ可能。
登場キャラクターは風変わりで、全裸の忍者やテープで巻かれたオババなどが登場。
ステージはベルトアクション型だけでなく、野球や鉄球を使ったボス戦などバラエティに富む。
シリアスさのない、ユーモラスで独特な雰囲気の作品。
音楽は『エコー・ザ・ドルフィン』などを手がけたアンディ・アーマーが担当。
音楽は評価が高く、ゲームのノリやテンポを支える重要な要素。
洋ゲーらしいカオスな世界観で、当時の日本市場では異色のタイトル。
洋ゲーが珍しかった時代に登場し、強烈なキャラクターとステージ構成で注目を集めた。
グレッグはバランス型で、ボールを打ち返す戦法が特徴。
タコニックは素早い近接攻撃とボウリング玉の多段ヒットが武器。
コルソグはショットガンを使用し、もっとも攻撃的なキャラ。
敵キャラには一風変わったデザインが多く、攻撃方法もユニーク。
Windows 95版が存在するが、基本的にセガサターン版のみで遊べる作品。
最終ボスは装甲が剥がれていく形で複数形態を持つ。
エンディングではアニメーションが流れ、アメリカンな演出で締めくくられる。
ライフ制の代わりに仲間の復活システムを導入し、独自のゲームプレイを提供。
ゲーム全体に脈絡のないユーモアがあり、ステージごとの展開が予測不能。
高い完成度を誇るアクションゲームで、評価は良好だが知名度は低い。
一般のベルトスクロールアクションと異なり、多様なクリア条件やミニゲームが盛り込まれている。
発売後は価格が上昇し、現在はレアソフトとして高値で取引されている。
『スリーダーティードワーブズ』は、洋ゲーが「ジャンル」として扱われていた時代の象徴的作品。
サウンドトラックの一部は後に評価され、同様の作品でも使用されることがある。
ゲームの奇抜な要素は多くのプレイヤーに強い印象を残し、根強いファンを持つ。発売日 1997/5/30セガ -
ロボアーミー『ロボアーミー』は、1991年にSNKが開発・発売したネオジオ用ベルトスクロールアクションゲーム。
舞台は未来都市ネオデトロイトで、フロンジード博士が率いるロボット軍団に主人公が立ち向かうストーリー。
操作は8方向レバーとパンチ、ジャンプ、パワー攻撃の3ボタンで行う。
パワー攻撃はゲージ量に応じて攻撃の範囲が変わる。
「パワーメタル」というアイテムを取ると、自機が一定時間無敵のバギーに変形。
全6ステージで構成されており、2人同時プレイが可能。
ビジュアルは高品質で、金属の質感がリアルに描かれている。
敵ロボットを倒すと金属音が鳴り、豪快に破片が飛び散る演出がある。
難易度は高めで、特にボス戦は避けにくくゴリ押しになりがち。
ライフは5メモリあり、攻撃を受けると1~2メモリが減少。
パワー攻撃はコンティニューしない限り回復せず、後半のアイテム出現量も少ない。
BGMは熱く、音声合成ボイスがアメリカンな世界観にマッチしている。
本作の音声合成は後の『龍虎の拳』や『KOF'94』でも使われるなど高評価。
初期のネオジオ作品らしく難易度が非常に高い。
攻略法が限られ、基本は連打でゴリ押しするしかない。
ファイナルファイトに似たシステムだが、特に目新しい点は少ない。
NEO GEO ROM版、CD版、アケアカNEOGEO版(2017年配信)などで移植されている。
ロボットのデザインや世界観の統一感が魅力。
ゲームバランスが難しいため、ヒット作にはならなかった。
ゲームシステムはシンプルで、アーケードクオリティの難易度が特徴。発売日 1991/12/10SNK -
クローズ THE BATTLE ACTIONFOR SEGASATURN「クローズ THE BATTLE ACTION FOR SEGASATURN」は、1997年にアテナから発売されたセガサターン用横スクロール格闘アクションゲーム。
原作は月刊少年チャンピオンで連載されていた「クローズ」で、ゲーム内容は原作とあまり関係がない。
ジャンルは「ケンカアクション」で、ファミコンの「くにおくんシリーズ」に似たゲームプレイ。
ゲームは固定されたエリアで敵を倒して進む方式。
初期選択可能キャラクターは春道とリンダマンで、ステージを進めるとキャラクターが増える。
アクションはパンチ、キック、投げ、つかみ、武器攻撃、武器投げなど多彩。
オリジナルコンビネーションを作成可能で、L/Rボタンで発動。
コンボ攻撃を使うとHPが減る仕様があり、爽快感は少なめ。
一般市民を殴ると警官が乱入し、共闘して攻撃してくる。
ステージにはアイテムがあり、「牛乳」を取ると特定キャラの動きが速くなるが、春道は逆に遅くなる。
ステージ構成はシンプルで、スクロール範囲が限られている。
ボス戦も含まれており、登場キャラや背景は詳細に描かれている。
コンビネーションアタックの使用でHPが減るため、戦略が求められる。
動きはやや遅めで、ゲーム全体に爽快感が欠けると評価されている。
一時期に比べて市場価格が高騰し、レアソフトとして扱われている。
原作ファンからは、ゲーム内容が原作を活かしていないと批判されている。
SFC版の「コンバットライブス」に似たゲーム性を持つ。
進行するたびにキャラクターを選び直せるシステム。
原作設定に忠実な部分もあり、例として「牛乳を飲むと春道は腹を壊す」点がある。
プレイヤーが操作するキャラクターの中には「龍信」や「美藤」も含まれる。
ゲーム内で使用されるアイテムには攻撃や防御に役立つものがある。
ボスは暴走族風のキャラクターや武団連合などが登場。
「ファイナルファイト」のような進行タイプではなく、敵を倒してからステージをクリアするタイプ。
一定のスクロール範囲内で敵を倒して次に進むスタイル。
ゲーム中のグラフィックや背景の作り込みは高評価。
コアなファンやレトロゲーム愛好家の間で価値が高い。
一般的に爽快感を求めるゲーマーには不向きとされる。
「ファイナルファイト」と比較すると、動きが遅く、好き嫌いが分かれる作品。発売日 1997/12/18アテナ -
けろっぴとけろりーぬのスプラッシュボム!ストーリーは、炎の魔法使いメラメーラ大王がてるてるちゃんをさらい、けろっぴとけろりーぬが救出に向かうというもの。
ゲームは全4ステージで構成され、各ステージにはボスが登場。
けろっぴの武器は水風船で、置くとしばらくしてから弾けて敵や障害物を破壊する。
各部屋にはアイテムが隠されており、柱の中にあるか敵を全滅させることで出現する。
水風船のアイテムを拾うと置ける数が増え、ものさしを拾うと水流の距離が延びる。
ステージの床には水流が届かない金網の床があり、敵の安全地帯となる。
最終ボスのメラメーラ大王は炎をまき散らしながら浮遊する。
けろっぴは水風船の連続設置でボスを攻撃する。
ゲームの難易度はターゲット年齢層が低めで、比較的簡単。
2Pプレイが可能で、けろっぴとけろりーぬを操作できる。
パスワード制を採用しており、特定のパスワードで最強状態で始められる。
ボス戦では各ステージで異なる敵が登場し、戦略が求められる。
水風船の爆風に当たっても自分は死なないが、火に触れると即死。
マップ内には複数の階段があり、複雑な迷路のような構成。
アイテム収集をしないとボス戦で苦戦する場面もある。
ボンバーマン風のゲームだが、自爆しない点やボス戦がある点が異なる。
特定のアイテムを取ると一時的に無敵状態になる。
炎の魔法使いメラメーラ大王を倒すとエンディングとなり、てるてるちゃんを救出できる。
裏技として、特定のパスワードで最強状態で各ステージを開始できる。発売日 1993/12/1キャラクターソフト -
サイバーリップSNKの「サイバーリップ」はネオジオ初期の横スクロールアクションゲーム。
近未来の地球を舞台に、軍用コンピューター「サイバーリップ」が暴走し、主人公のリックとブルックが鎮圧に向かう。
操作はAボタン(ショット)、Bボタン(ジャンプ)、Cボタン(武器チェンジ)を使用。
武器はアイテムとして落ちており、拾うと弾数が補充され、切り替えも可能。
各武器には弾数制限があるため、戦略的な使用が求められる。
操作にクセがあり、特に「斜め撃ち」ができない点が特徴。
ハイジャンプはレバー上での操作で行い、スライディングや段差降りも可能。
ステージの一部ではエレベーターでルート選択があり、ランダムに追加ステージが発生。
武器にはオートショット、バズーカ、火炎放射など様々な種類がある。
一部のステージは他の作品を思わせる演出が見られる。
自機は一撃でミスとなる設定で、難易度が高め。
ボスは「魂斗羅」に似たデザインや動きを見せるものが多い。
ゲームは全7ステージで構成され、ループはしない。
中盤のボス戦は難易度が高く、武器の温存が重要。
ジャンプ中の下撃ちはできないが、ぶら下がり時に下撃ちが可能。
「CORE BOT」という周囲に回転するビットが敵の攻撃を防ぐ役割を果たす。
ステージ5は特に難易度が高く、雑魚敵の出現頻度も多い。
エンディングは意味深で、ストーリーはベタながら好評。
操作性にクセがあり、特に武器チェンジ時のボタン反応が鈍い。
武器アイテムを取ると自動で武器が切り替わり、慣れが必要。
「メタルスラッグ」の先駆け的作品とされる一方、「魂斗羅」の影響を受けているとも。
音楽はハードロック調で、効果音が強調されているが、音量が小さい。
ネオジオ初期の50MBの容量で、スーパーファミコン並とされる。
操作のクセやボタンの硬直がプレイ難易度を上げている。
家庭用の移植はされておらず、MVSやAES ROMでのみプレイ可能。
ネオジオミニやアケアカで再びプレイ可能。
見た目や色使いが他の初期ネオジオ作品と似ており、地味に見える点がある。
ステージは短めで、縦や斜めスクロールもあるが、一部単純。
サウンド担当はTATE NORIO氏。
現在は中古価格が高く、希少なタイトルとなっている。発売日 1990/11/7SNK -
イギーくんのぶら2ぽよん主人公のイギーは、奇抜でユーモラスなキャラクターデザインが特徴で、パッケージデザインから洋ゲー感が漂う。
ゲームは日本語対応で、ターゲット層は子供向け。
スタート地点から複数のボール状キャラクターがレースを開始する。
基本操作はアナログスティックで移動し、ジャンプと触手アクションでステージを進む。
高所への移動は触手を使ってぶら下がることが必要。
CPUの難易度が高く、初心者には苦戦を強いられる。
チャンピオンシップモードではポイントを競い、勝つには正確な操作が必要。
他プレイヤーを画面外に投げ飛ばす妨害アクションが可能。
トレーニングモードで詳細なチュートリアルが提供され、高度な技術を学べる。
ダッシュ機能がZボタンで使用できることが後に判明し、プレイに役立つ。
ゲームには振り子運動からの高ジャンプやダッシュを駆使する戦略が必要。
操作を理解するとゲームが楽しくなり、快進撃が可能。
CPU戦が面白いため、対人戦でさらに楽しめる可能性がある。
ステージにはギミックや妨害要素が多く、展開に変化があり面白い。
見た目の印象とは異なり、実際にはゲームプレイが楽しめる。
ゲームは2周するコースが基本で、緊迫した競争を楽しめる。
キャラクターデザインが受け入れられれば人気が出る可能性がある。
提案として、キャラクターを「ゆっくり」など流行デザインに変えればヒットしそうと示唆。発売日 1998/8/28アクレイム・エンタテインメント -
忍者龍剣伝 巴『忍者龍剣伝 巴』はファミコン版『忍者龍剣伝I~III』を1本にまとめたスーパーファミコン用のリメイク作品。
FC版の特徴である高難易度、豊富な忍術、シネマティックなシーンが魅力的だったが、SFC版では移植度に問題がある。
BGMのアレンジが不評で、特に「木琴のリュウ」として知られるBGMアレンジはファンに酷評された。
グラフィックのアレンジは色数が増えた程度で、SFC版としての進化が感じられない。
パスワード機能が全作に追加され、途中から再開できる利便性がある。
ただし、パスワード表示はゲームオーバー時のみで、途中でやめたい場合はわざと死ぬ必要がある。
BGMが止まらず流れ続けることで、デモシーンの演出が弱まった。
FC版の多重スクロールや演出効果がSFC版で削減され、ビジュアル的な魅力が低下。
『III』は海外版準拠のバランスで、敵配置や難易度が変更されている。
グラフィックの違いで『I』は特に不格好に見える一方、『II』『III』はFC末期のためあまり差がない。
BGMのアレンジは、SFC版の音質が低く、FC版の音楽の評価が高かったために残念さが目立つ。
ボス戦やデモシーンでのBGMが一貫して流れるため、演出の盛り上がりに欠ける。
SFC版ではフェードイン・アウトが少なくなり、デモシーンの切り替えが唐突。
エンディングにはスタッフロールがなく、原作の感動的な演出が失われた。
難易度は『I』が最も高く、『III』は初心者向けに調整されているが、SFC版『III』は敵配置が海外版基準で難化。
ゲームシステムは原作の挙動が再現されており、アクション部分の操作感は維持されている。
オリジナル版ファンはSFC版の劣化に不満を感じやすく、BGMや演出にこだわりがある人ほど評価が低い。
『III』の一部イベントシーンでは表情や演出が弱くなり、オリジナルの魅力が薄れている。
本作は希少価値が高く、現在はプレミアム価格で取引されることもある。発売日 1995/8/11テクモ -
スラップハッピーリズムバスターズ3Dポリゴンキャラクターを使用した2D格闘ゲームで、独特のデフォルメされたキャラクターが登場。
ゲームは格闘とリズムアクションの融合が特徴。
対戦中に「ビートコンボ」というシステムを使用し、成功すれば大ダメージを与えられる。
ビートコンボはリズムに合わせてボタンを押すリズムゲーム要素。
キャラクターには個性的な必殺技があり、プレイにアクセントを加えている。
春麗に似たキャラクターなど、他の格闘ゲームキャラクターを想起させるデザインも存在。
操作性は良く、2D格闘経験者は容易に順応できる。
ゲームには練習モードがあり、初心者でも取り組みやすい。
ゲーム内BGMはクラブDJが手掛けており、音楽とプレイの融合を強調。
キャラクターはアニメ調のドット絵でありながら滑らかな動きを実現している。
カプコンの格闘ゲームに似たシステムで、コンボ重視のプレイが可能。
ビートコンボの駆け引きはやや薄く、対戦中に使用しなくなることも。
操作キャラクターは20体近くで、個性豊かなラインアップ。
シェーンレンダリング技術で、ポリゴンキャラのような滑らかな見た目を再現。
超必殺技を成功させると、フィニッシュムービーが表示される。
ヤフオクではオリジナル版が高額で取引されており、プレミアソフトの一つ。
ゲームのアクション性は評価されるが、独自要素が好みを分ける。
当時としては珍しい技術やシステムで、独創的な作品とされる。
現在もプレイステーションストアで配信されており、手軽に楽しめる。発売日 2000/6/29アスク -
パラノイアスケープ『パラノイアスケープ』は1998年に発売されたプレイステーションの3Dピンボール風アクションゲーム。
開発を手掛けたのはスクリーミング・マッド・ジョージ、SFXで活躍する日本人アーティスト。
主人公は「骸骨兄弟」で、魔王の後継者となるため試練「パラノイアスケープ」に挑む。
ゲームのメインメカニズムはLRボタンでフリッパー操作、脳ボールを打ち返しターゲットを倒す。
ステージは12あり、「パラノイアステージ」「内臓ステージ」「シュールレアリスティックステージ」「錬金術ステージ」に分かれる。
難易度は調整可能で、無限コンティニューも設定できる。
初期ステージは比較的簡単だが、進むにつれ難解な独自ルールのステージが現れる。
敵キャラは人面ゴキブリ、巨大手裏剣、血まみれペンギンなど、奇怪なデザインが特徴。
ゲームのグラフィックは荒く、動きも遅く、全体的に大味な作り。
シュールなデザインはマッド・ジョージの個性が反映されている。
ボス戦や謎解きの要素も含まれ、ステージによっては完全なアクションではなくなる。
ステージ9以降はジョージ本人が登場し、プレイヤーに指示や激励を行う場面がある。
ラストステージは赤ちゃんのようなクリーチャーを操作し、謎の行動を強いられる。
エンディングでは謎の生命体が誕生し、「TO BE CONTINUED」と表示される。
骸骨兄弟やフリッパーバットの役割はエンディングで説明されず不明。
ゲームの難易度は非常に低く、クリアは容易だが単調なプレイが続く。
背景や敵のデザインは不気味で異常、視覚的にショッキングな要素が満載。
効果音は悲鳴を使用、プレイヤーの脳を表すボールを操作する。
内容はゲテモノ趣味として、ゲームファンの中でも賛否が分かれる。
ストーリーや設定はシュールレアリズムとアートに傾倒している。
ストーリーの進行は非常に曖昧で、プレイヤーには理解しにくい。
操作や視覚的演出がユニークで、独特の雰囲気を持つ作品。
一部のプレイヤーには評価されているが、一般受けは難しい。
グラフィックと動きは古臭く、発売当時ですら時代遅れと感じられた。
ゲーム自体は大味で投げやりな設計。
難易度が低いが、ゲームとしてのクオリティは高くない。
奇ゲーとしてのインパクトは非常に強い。
ステージや敵のデザインに統一感がなく、独自の世界観が混在。
クリア後の「TO BE CONTINUED」の表示で続編の期待が示唆されるも、後続作は無い。
珍しいゲームだが、一部のマニアにしか好まれない作風。発売日 1998/5/28マルチソフト -
マッドストーカー フルメタルフォースオリジナルはX68000用の作品で、PCエンジン版も存在する。
ジャンルは横スクロールのベルトスクロールアクションで、対戦モードもある。
主役機「ハウンド・ドッグ」を操作し、敵を倒してボスと戦う。
攻撃は小攻撃、大攻撃、ブーストジャンプが基本で、簡単なコマンドで必殺技が出せる。
ガードはセミオートで、敵の近くでダッシュすると後ろに回り込める。
敵を倒すと回復アイテムが出現することがあり、エネルギーを回復可能。
ストーリーモードは短く、全体的に単調との評価も。
敵の数が多く、囲まれると不利な状況になることがある。
オーバードライブゲージが溜まると、攻撃力・防御力が上がり、超必殺技が使用可能。
ストーリー進行に応じてデモシーンがあるが、PCエンジン版ほどストーリーは深くない。
難易度は低く、無制限のコンティニューが可能。
攻撃の連続技が決まると爽快感があるが、ゲームプレイは単調とも言われる。
ボス戦は1対1の対戦形式で、技の相殺エフェクトが特徴的。
対戦モードではストーリーモードのボスキャラも使用可能。
操作キャラが距離に応じて拡大・縮小する演出がある。
レトロな雰囲気を持ち、金属と金属がぶつかり合うような戦闘が魅力。
裏技を使えば対戦用キャラをストーリーモードで使用できる。
現在はプレミアがついており、PS版は高価で取引されている。
PS3のアーカイブスでダウンロード購入も可能。
初期のレビューでは、ジェノサイドやガーディアンヒーローズを思い起こさせるとの声も。
敵の戦艦内を破壊する場面など、ステージには和風な要素も。
敵の必殺技は強力で、注意が必要な戦闘もある。
ストーリーモードの進行は短く、クリアは比較的簡単。
戦闘はスピーディで派手だが、プレイに慣れていないと囲まれやすい。
キャラクターデザインは特徴的で、アクションはテンポ良く展開される。
レトロゲームとしてコレクション価値が高まっている。
一部のユーザーからは「ガシガシと連続攻撃が楽しい」との好評もある。
コンボの決まり具合や技の使い方で、戦略性が楽しめる。
プレイヤーはストーリーモードと対戦モードを選んで楽しめる。発売日 1997/7/3ファミリーソフト -
ロックマン バトル&ファイターズアーケード作品『ロックマン ザ・パワーバトル』と『ロックマン 2 ザ・パワーファイターズ』を再構築して1本にまとめた作品。
ゲームはボス戦に特化しており、通常のロックマンシリーズとは異なる構成。
プレイヤーはロックマン、ブルース、フォルテ、デューオの4キャラクターを操作可能。
各キャラクターの性能は異なり、選択によってプレイスタイルが変化する。
6つの異なるコースが用意されており、それぞれに複数のボスが登場。
8ビット風のドット絵で、特にロックマン7やデューオなどのキャラが新鮮。
ボス戦のデータベース収集機能があり、倒したボスの情報がランダムで登録される。
描画力が足りず、敵の攻撃がチラつくなど粗削りな部分がある。
フィールドが横に広いのに対し、画面表示が狭いため、ボスが画面外に消えることがある。
このゲームは特にマニア向けで、一般的なクオリティを求める場合は別の移植版が推奨される。
グラフィックはアーケード版よりも簡素で、ファミコンやゲームボーイ相当。
プレイはサクサク進むが、ゲームのクオリティは全体的に低め。
ネオジオポケットの末期に発売され、注目度は低かった。
現在はレアな品であり、入手には定価以上の費用がかかることが多い。
PS2版など、より忠実な移植作品も存在し、それらの方がプレイしやすい。
ネオジオポケットはソフト量が少なく、任天堂やバンダイに競り負けた背景がある。
レバーコントローラーの使い勝手は良かったが、他機種に押されて人気が低迷。
『ロックマン バトル&ファイターズ』は、ネオジオポケットファンやロックマンマニア向けのゲーム。
Switch版も発売され、より気軽にプレイ可能だが、オリジナルの粗さは引き継がれている。発売日 2000/7/6カプコン -
黄龍の耳元はヤングジャンプ連載の青年漫画が原作で、ゲームはそのストーリーに沿って進む。
主人公は「黄龍の耳」の能力を持つ棗希郎衛門(キロウ)で、お金と女性を思いのままにする力を持つ。
ゲームのシステムは奥行きがない横スクロールの格闘アクション。
カプコンの『ファイナルファイト』に似ているが、実際は『スパルタンX』のような1ライン制。
多彩な格闘技を繰り出せる操作性があり、ショット、キック、アッパーなど多様な技が可能。
敵を吹っ飛ばして後方の敵にもダメージを与えるお手玉コンボが特徴的。
お手玉コンボは敵も使えるため、油断すると連続ダメージを受ける。
敵を倒すと溜まるゲージを満タンにして解放すると体力回復や能力強化が発生。
ゲーム中のイベントでも自動的に能力解放が行われることがある。
奥行き移動がないため敵の攻撃を避けるのが難しく、無敵時間もないため厳しい難易度。
ボス戦は特に難しく、ガードがないため対戦格闘のような攻略が求められる。
グラフィックは時代遅れに見えるが、操作感は楽しいとされる。
原作の設定で主人公が怒るとスーパーサイヤ人のような姿に変わる。
ハード末期の作品でセールスは振るわなかった。
ゲームは『バカゲー専科』で取り上げられたことで注目されたが、実際にはバカゲー要素は薄い。
一部ではバップのブランドイメージがセールスに悪影響を与えたと考えられている。
『ファイナルファイトタフ』『アイアンコマンドー』と同年に発売されて比較され、古い印象を持たれた。
攻撃はジャンプキックやアッパーなど多様で、プレイヤーに多くのアクションを楽しませる。
敵のバイク襲撃など演出が派手で、暴走族やギャングなどが登場。
ゲーム中の武器アイテムを拾って使うことで戦略性が広がる。
2面から難易度が上がり、各ボス戦は非常に困難。
5面のラスボス戦は雑魚が無限湧きし、戦闘が激しくなる。
原作を知らなくてもアクションゲームとしては十分に楽しめる内容。
コンティニュー可能で、進行が難しくても再挑戦ができる。
プレイヤーからは「バブルボブル」や「ファイナルファイト」に似たプレイ感覚だとされる。
ゲームのビジュアルと演出は漫画的な魅力がある。
難易度が高く、アクションに慣れていないと苦戦しやすい。
エンディングはシンプルで、ギャグ的な演出も見られる。
操作が多彩でアクション好きにとっては魅力的なタイトルだが、難易度の高さがネック。発売日 1995/12/22バップ -
チップちゃんキィーック!ゲームのテーマは、キャラクター「チップ」や「チャップ」が敵を倒してステージをクリアしていくもの。
ゲームはパンツ描写が多く、話題を呼んだ作品。
プレイヤーはチップまたはチャップを操作し、ステージ内の敵をショットとキックで倒す。
敵をショットで気絶させ、キックすることで敵を倒す仕組み。
連鎖的に敵を倒すと高得点が得られる。
ステージは階層構成で、ジャンプ時に上の階に移動してしまうことで不意にミスする可能性がある。
プレイヤーはジャンプとショットの操作を駆使して10ラウンドで構成される各ステージを攻略。
各ステージの最後にはボス戦があり、通常の敵とは異なる強さを持つ。
キャラクターの声やアニメ演出が豊富で、プレイに華を添える。
オープニングアニメは過激で、一般人には見せない方が良いとされる。
評価は全体的に可愛いキャラデザインとアクションのシンプルさが高評価。
ゲーム進行は難易度が高く、特にハードモードは難易度がかなり高い。
オプション画面で声優のコメントが聴ける要素がある。
ステージ内でパワーアップアイテムが出現することがあり、ゲームを有利に進める。
2人プレイが可能で、協力プレイはゲームを比較的楽にする。
一部ユーザーからはバブルボブルに似ているとの意見がある。
オープニングソングは声優がキャラになりきって歌っているが、歌が下手だと批評されることも。
コンティニュー回数が多く、途中から再開できるため、クリアの負担が軽減されている。
ラスボス戦が非常に難しく、苦戦するプレイヤーが多い。
一部のユーザーから続編を希望する声がある。
ゲームはテンポ良く楽しめるが、ステージ数が60面と少ない点が指摘される。
アニメ部分がくどくなく、プレイ中のテンポが良いとの意見もある。
オープニングの演出は幼女のパンツ描写が多いため注意が必要。
プレイヤーキャラが可愛らしく、コミカルな敵デザインも親しみやすい。
難易度が高いものの、シンプルなアクションで誰でも楽しめるゲーム性。
見た目の可愛さに反して難易度が高く、攻略には注意が必要。
ステージ開始前のアニメーションが子供の喧嘩のようで、ユーモラスだと感じるユーザーも。
PC-FXの数少ないアクションゲームとして一部で好評を博している。発売日 1996/9/13NEC -
SuperLite 1500シリーズ ボンボートオリジナルは1985年にパソコン向けに発売された作品で、アスキーソフトウェアコンテストでグランプリを受賞している。
元々はアーケード版としてタイトーG-NET基板でロケテストされていたが、PS版としてリリースされた。
ゲームは固定画面型の縦視線ドットイートアクションで、全100ステージ構成。
主人公は丸っこい生き物で、フルーツをすべて集めるとステージクリア。
敵を避けつつ、爆弾を使って橋を陥没させ、敵を沈める戦略が必要。
敵を直接倒す手段はなく、橋を破壊して敵を巻き込むのが唯一の方法。
プレイヤーは四方向移動のみ可能で、止まることはできない。
ボートを使って別の通行路に移動できるが、1回使用すると沈没して再利用不可。
敵に追い込まれた場合、橋やアイテムを利用して回避する戦略性が求められる。
短時間でクリアできないと無敵の飛行敵が出現するペナルティあり。
ステージに登場するアイテムは、移動速度を上げる靴や敵を倒す爆弾などがある。
残機制でミス条件は敵接触や爆破による橋陥没の巻き添えなど。
コンティニューやステージセレクトが可能で、プレイの負担は軽い。
評価点は、低価格で100ステージのボリューム、懐かしいドットデザイン、テンポの良いゲーム性。
問題点は、ステージバリエーションが少なく、敵の種類が実質1種類のみ。
ゲーム終盤でも新しい仕掛けがなく、プレイが単調になりがち。
エンディングやサプライズ要素はなく、クリア後は「終」の表示のみ。
難易度は敵に追い詰められることが多く、袋小路にされるケースが発生しやすい。
ボリュームとゲーム性は評価できるが、単調さが残る作品。発売日 2002/8/29サクセス -
グール・パトロール見下ろし型アクションで、図書館で悪霊が飛び出すストーリー。
ズィークとジュリーの2人からキャラクターを選択可能。
ジャンプ、ダッシュ、スライディング、武器使用などのアクションが可能。
ステージ内で捕虜を救出し、出口に到達することでクリアとなる。
パスワード式でコンティニューが可能。
使用可能なアイテムにはライフ回復や扉を開けるカギ、無敵状態になる薬などがある。
死神に変身するアイテムがあり、無敵となり壁や扉を破壊可能。
各ステージのボスは耐久力が高く、アイテムを駆使した戦略が必要。
捕虜が死亡してもステージクリアには影響しない。
難易度はやや高めだが、アイテム収集によってクリアが可能。
全5ステージで構成され、ステージごとに異なる世界観が用意されている。
操作は滑り込みや武器発射、アイテム選択など多彩なアクションを駆使。
ラスボス戦はアイテムを上手く利用することでごり押しで勝利可能。
ストーリーは中途半端に終わるようなエンディングで、謎が残る。
難易度調整や捕虜救出の制限があれば、より引き締まったゲームになったかもしれない。
マップ探索が楽しく、各ステージはプレイヤーを飽きさせない工夫がある。
ゲーム全体は洋ゲーの要素が強く、ルーカスアーツが関わっている。
難点としては一部ステージやボスの難しさがあり、工夫が必要。
総じてホラータッチの中にアクション性がある良作で、探索好きにおすすめ。発売日 1995/5/26ビクター -
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ3ゲームのストーリーはタートルズの仲間がさらわれ、ミケランジェロが唯一の生存者として救出に向かう。
全体的な完成度が高く、操作性やBGMも優れている。
低容量(1Mb)にもかかわらず、ゲームボリュームがあり、パスワード機能を搭載。
グラフィック面ではオープニングや救出時に一枚絵が表示されるなどの演出がある。
MAP機能があるが、フロアの繋がりが明記されていないため迷いやすい。
難易度は非常に高く、キャラの大きさや画面の狭さから敵が突然現れやすい。
ライフは基本6で、広いマップを進むうちにジリ貧になりやすい。
ボス戦はパターン化が必要で、全体的に難易度が高い。
ラスボス戦は非常に難しく、他のボス4体を連続で倒した後に挑戦する形式。
死亡時には最初のボスからやり直しだが、クレジット無限で何度でも挑戦可能。
シュレッダーは強力なボスで、第2形態もあり、ノーモーション攻撃が特徴。
ゲーム中でキャラクターごとの特性はあまりなく、ミケランジェロが主に使われる。
RPG要素を取り入れた探索型アクションゲームとして作られている。
強化要素はライフアップ程度で、育成要素がほぼない。
ザコ敵を倒す意義が少なく、探索要素が主なゲーム進行。
SFC版の格闘ゲームに注力されていた影響で、広告が控えめだった。
MAPには鍵やカードの位置はあるが、部屋の出入り口やハートは描かれていない。
ラスボスまで辿り着けるプレイヤーは少なく、クリアするのは難しい。
難易度の高さから歯ごたえのあるアクションを求めるファンには挑戦しがいのある作品。発売日 1993/11/26コナミ -
スパルタンX2オリジナル『スパルタンX』の正式な続編ではなく、ストーリー的には無関係。
主人公は私設秘密諜報員のジョニー・トーマスで、麻薬組織と戦う物語。
全6ステージ構成で、各ステージの最後にボスが待ち構えている。
ゲームシステムは前作に似ているが、演出面の強化や新要素が追加されている。
体力回復アイテム「スタミナンX」が登場し、体力回復が可能。
難易度選択とコンティニュー機能が追加され、初心者でもクリアしやすい仕様。
主な操作はパンチ、キック、ジャンプ、アッパー攻撃など。
ステージごとに個性的なボスが登場し、それぞれ攻略法が異なる。
グラフィックは前作よりも進化しており、多重スクロールが特徴。
音楽はハイスピードな曲が多く、敵を倒す時のサウンドが好評。
キャラクターが小さめで、グラフィックはチマチマした印象。
ストーリーの背景として主人公が腐敗した警察を辞めた設定がある。
操作性はシンプルで、前作と変わらないが斜めジャンプキックの入力が難しい。
ステージクリア時に完全に体力が回復しない仕様で、回復アイテムが重要。
前作の特徴であった主人公の合成音声は廃止されている。
知名度は低く、移植版もなくレア化している。
中古価格はプレミア価格となり、オークションやショップで高額で取引されている。
短いプレイ時間で簡単に楽しめ、アクション初心者向けのゲームとされている。
ボス戦ではアッパー攻撃やジャンプキックなど、戦略的なアクションが求められる。発売日 1991/9/27アイレム(Irem) -
剣の達人・ソードマスター舞台は平和な国オルドリアンで、神官ワイズマンが魔物を召喚し国を支配するストーリー。
主人公は騎士ランスロットで、魔物を倒し国王と姫を救うために立ち上がる。
全7面構成で、1人プレイ専用。
ゲームにはライフ制があり、残機はなくコンティニューは5回まで可能。
プレイヤーは剣による上・中・下段攻撃と盾による防御を使いこなす必要がある。
経験値システムがあり、敵を倒すことでプレイヤーが成長するRPG要素を含む。
セレクトボタンで魔法使いに変身し、魔法を使用できるが経験値を消費する。
ボス敵との1対1の戦いが主体で、ファンタジー要素の強いキャラクターが登場。
上・中・下段攻撃や防御のシステムを持つ点がファミコンのゲームとしては珍しい。
グラフィックとサウンドの質が高く、3重スクロールやリアルな音声合成が魅力。
雰囲気は渋く、暗く、重いが、BGMはノリが良い。
「ドラキュラ」シリーズを連想させる演出がある。
ゲーム進行はボスラッシュ面とザコ戦のアクション面が交互に現れる構成。
最大の難敵は「穴」で、落ちると即ゲームオーバーになる。
操作には二段ジャンプなどがあり、プレイヤーの技術が求められる。
敵はAI搭載で、単純な戦法では倒せず戦略的な戦いが必要。
ゲーム自体はシンプルだが、完成度が高くレトロゲームとしての評価も高い。
レトロビットジェネレーション2に収録されているが、プレイ体験は異なるとされる。
プレイ感は楽しいが、特に突出した要素はなく佳作レベルの評価を受けている。発売日 1990/12/21アテナ -
スキャンハンター 千年怪魚を追え!ゲームは釣りではなく、生物のDNAを「スキャン」してクローンを生成する新感覚のアクションゲーム。
プレイヤーは小学4年生の主人公となり、幻の生物「ポセイドン」を追うストーリー。
プレイヤーはフィールドを探索し、生物をロックオンして追跡する一人称視点のアクション要素を持つ。
スキャンには3回のプロセスが必要で、1回目で種類、2回目でサイズ、3回目で全データを取得。
ゲームには手に汗握る追跡シーンや妨害行為を仕掛けてくる生物が登場。
「バディ」と呼ばれる装置を強化していくカスタマイズ要素がある。
100種類以上の水生生物が登場し、多彩な種類と探索要素が特徴。
ボーナスとなる「ゴールドフィッシュ」や破壊的な「ブラックフィッシュ」など特別な生物も登場。
クラスアップしてより難度の高いトーナメントに挑戦できる。
プレイ中にFP(フィッシュポイント)を獲得し、装置の改造や機能強化が可能。
スキャンにはフレーム内で生物を追い続ける必要があり、逃げられるとデータが消える。
シューティングやレースゲームのようなアクション性があり、独自のプレイ体験が楽しめる。
広いマップと多くの探索ポイントがあるが、作業感を感じやすい部分もある。
主人公のヒロイン兼相棒は好みが分かれる要素で、独特のキャラクター性を持つ。
ゲームシステムの斬新さで独自の魅力を発揮し、プレイヤーに新しいフィッシング体験を提供。
一部では妨害行為のバリエーションが乏しく、繰り返し要素がやや多いとされる。
シンプルな操作で初めてのプレイヤーにも優しい設計。
全体としては傑作ではないが、個性的な佳作として評価されている。発売日 2002/11/15パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン