コンシューマーゲーム大辞典

『チョップリフター』は1982年に発売されたApple II用の横スクロールシューティングゲーム。
開発者はダン・ゴーリンで、ブローダーバンド社からリリースされた。
ゲームは人道的な目標に基づいてスコアが設定される。
1979年のイランアメリカ大使館人質事件から着想を得て制作された。
ゲーム内の基地では星条旗が掲揚され、SG-1000版では日の丸と富士山が描かれている。
プレイヤーはヘリコプターを操縦し、収容所から捕虜を救出する。
地上や海上では戦車や戦闘機の攻撃があるため、注意が必要。
捕虜は各ステージ64人存在し、一度に運べる人数には制限がある。
一度に支援できる捕虜の人数やクリア条件は機種ごとに異なる。
ヘリからの攻撃が捕虜に当たることがあり、意図しない結果になることも。
SG-1000版ではワーグナーの「ワルキューレの騎行」がオープニングBGMに使用されている。
アーケード版では新要素の燃料制が導入されている。
ファミコン版はアーケード版を基に制作されている。
ゲーム誌の読者投票でファミコン版の評価は14.31点（満30点）。
続編『チョップリフター2』が1991年にゲームボーイ用に発売された。
『チョップリフター3』は1993年から1994年にかけて複数のプラットフォーム向けに発売された。
HDリメイク版『チョップリフターHD』が2012年にリリースされた。