コンシューマーゲーム大辞典

『遊☆戯☆王』は高橋和希による日本の漫画で、1996年から2004年まで『週刊少年ジャンプ』に連載。
シリーズ累計発行部数は2022年に4000万部を超えた。
主人公は武藤遊戯で、古代エジプトの「千年パズル」を解くことで別人格（闇遊戯）を得る。
闇遊戯は悪人に「闇のゲーム」で罰を与えるダークヒーロー。
コンセプトは「主人公が絶対人を殴らない格闘モノ」であり、初期は一話完結式だった。
人気を維持するために、架空のカードゲーム「マジック＆ウィザーズ」のストーリーが強調されるようになる。
物語のテーマは「友情」「死」「愛」で、そこに「自立」が関連する。
1998年にはバンダイから『遊☆戯☆王カードダス』が、1999年にはコナミから『遊戯王OCG』が発売。
遊戯王OCGは累計販売枚数が2011年に251億7000万枚を超え、ギネスに認定された。
2019年には全世界のメディアミックス収益が198億ドルを記録。
主なストーリーは学園編、DEATH-T編、バトルシティ編など7章から成り立つ。
各章にはエジプトの神秘や古代アイテムと関連した要素が含まれる。
物語は数々のゲームや性格の異なるキャラクターとの対決を通じて進行する。
連載終了後も多くの派生作品やアニメが展開され続けている。
映画としても『THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』が2016年に公開された。
千年アイテムは物語のキーカードとして複数登場し、それぞれ異なる力を持つ。
アニメは1998年と2000年にアニメ化され、後に続編や派生作品も制作された。
定期的に新作のアニメシリーズや漫画が発表され、遊戯王は今も人気を維持している。
シリーズに登場するゲームは、カードゲームやテーブルトークRPGなど多岐にわたる。
カードゲームのストーリーは特にデュエルモンスターズシリーズに焦点を当てたものとなる。
アニメ版では多くのエピソードが追加され、原作を補完する形で展開が成されている。