コンシューマーゲーム大辞典

『プリンセスメーカー』は、ガイナックス製作の世界初の育成シミュレーションゲーム。
中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台にしている。
プレイヤーは養女を育てる父親の役割を果たす。
育成要素には、勉強、習い事、武者修行、アルバイトなどが含まれる。
娘が18歳になると多様なエンディングが用意されている。
制作中は「マイ・フェア・チャイルド」と呼ばれていた。
街時間とコマンドを使って娘のスケジュールを管理。
オリジナル版のエンディング数は30。
1991年にPC-9801版が初めて市場に登場。
PCエンジン、MSX2、IBM-PCなど多数のプラットフォームに移植された。
2003年にリファイン版が発売され、グラフィックスと音声が更新された。
2004年にはPlayStation 2にリファイン版が移植。
シリーズ作品として『プリンセスメーカー2』や『プリンセスメーカー4』などが続く。
2017年にSteam版がリリースされ、多言語に対応。
養女の育成とその結果に応じたストーリー展開が特徴。
声優やスタッフには赤井孝美が重要な役割を果たしている。
ゲームはプレイヤーの選択によって多様な体験が可能。
キャラクターの音声はシリーズごとに異なる声優が担当。
今でも新作やリメイクがリリースされている。
プレイヤーの育成方針によって、キャラクターの成長が大きく変わる。