コンシューマーゲーム大辞典

『ヴァンパイア』シリーズはカプコンが開発した2D対戦型格闘ゲームで、初作は1994年に発売。
アジア以外では『Darkstalkers』というタイトルで知られている。
登場キャラクターは、吸血鬼や狼男などの伝説のモンスターが中心。
一部のキャラクターは人間離れした動作が可能で、暴力描写も過激。
シリーズ初作では「チェーンコンボ」と「ガードキャンセル（GC）」が特徴的なシステムとして導入された。
キャラクターグラフィックはアメコミ調で、アニメーションが滑らか。
日本では人気が高く、カプコンの代表作の一つとなったが、北米では受け入れられなかった。
続編やOVAなどのメディアミックスも存在。
大きな影響を与えたゲームメカニクスが後の格闘ゲームにも引き継がれた。
キャラクターはそれぞれ独自の技やストーリーを持ち、個別にデザインされている。
格闘技だけでなくファンタジーの要素も強い。
シリーズ内のキャラクターは特有の攻撃方法や技名をもっている。
攻撃のバリエーションと演出が豊富で、ダメージモーションも多彩。
複数の家庭用移植が行われ、各機種に特有の特典がある。
多様なキャラクター同士の対戦が可能で、初心者から上級者まで楽しめる設計。
映像作品や小説など、ゲーム外のメディアも存在し、キャラクターの背景を深めている。
主要キャラクターの多くはシリーズを通して共演。
シリーズは進化を続け、メカニクスやビジュアルが改良されている。
新作やリマスター版も展開され、ファンコミュニティに支持され続けている。