コンシューマーゲーム大辞典

『銀河お嬢様伝説ユナ』はハドソンとレッドカンパニーによるメディアミックス作品シリーズ。
1992年にPCエンジン用ゲームが初めて発売、後に他機種にも移植された。
ギャルゲー文化において「金字塔」とされ、幅広いメディア展開を行った。
キャッチフレーズには「絶対人気!デジタルコミックの新ヒロイン”ユナ”」などがある。
ハドソンは2012年にコナミに吸収合併され、著作権はKDEとレッド・エンタテインメントが保有。
初代作品は低予算で短期間の制作ながら人気を博し、プレミア価格がついたこともある。
ユナは明るく天然ボケなアイドルから「光の救世主」として闇から宇宙を守ることとなる。
ユナのバトルスタイルは選択型コマンドで物語を進行し、バトルパートの形式が作品ごとに異なる。
各作品のバトルやキャラクターは個性豊かで、戦闘要素を持ったアドベンチャーゲーム。
主なキャラクターにはユナ、ユーリィ、リア、ミサキなどがいる。
ストーリーには光と闇の戦い、友情、成長などのテーマが含まれる。
アニメやOVAも制作され、作品世界を拡充している。
ゲームのシステムやキャラクターのデザインは原作者・明貴美加による。
物語の進行は選択によって分岐し、プレイヤーによる自由度は控えめに設定されている。
全体的な評価は高く、特にファンからの支持も得ている。
シリーズの最終作は1998年に発売された。
現在でもOVAがDVD化されたり、過去作がリメイクされたりしている。
作品に登場するキャラクターのフィギュアや関連商品も展開されている。
『銀河お嬢様伝説ユナ』は、ゲームだけでなくさまざまなメディアで根強い人気を誇る。
レッドカンパニーは本作の企画を担当し、特にキャラクターの個性に力を入れている。
複雑なキャラクター設定と物語展開が多くのファンを魅了する要因となっている。