コンシューマーゲーム大辞典

『ベストプレープロ野球』は1988年にアスキーから発売された野球シミュレーションゲーム。
制作者は薗部博之で、前身の「ベストナインプロ野球」や「ベストプレーベースボール」についても関連情報がある。
選手の名前や能力を自由にエディットでき、オリジナルチームの作成も可能。
Windows版では日程や球場もエディット可能だが、外部ソフトが必要。
プレイヤーは監督となり、ペナントレースでリーグ優勝を目指す。
初代は1985年にアスキーより発売され、延長戦は無く引き分けとなる。
ファミリーコンピュータ版では戦略性やペナントレースの概念が導入され、選手名は実名をもじった名前。
続編で牽制球の導入や監督の思考ルーチンを設定可能に。
1990年以降、延長戦や選手実名使用が可能になった。
2リーグ同時進行やドーム球場追加など、逐次改良があった。
1999年にはネット対戦モードが導入され、ファンによるデータの交流が活発になる。
2000年以降は出荷本数が少なく、入手が困難になっている。
2002年には携帯機向けにエディットの自由度が保たれた内容で再発売。
本作シリーズ初のテレビCMが製作された。
最新作は2003年発売で、視点や戦略面が大きく変化した。