コンシューマーゲーム大辞典

『リアルバウト餓狼伝説』は1995年12月21日にSNKがMVSで稼働した2D対戦型格闘ゲーム。
餓狼伝説シリーズの5作目として位置付けられ、続編には「リアルバウト」が冠される。
ゲーム操作は簡略化され、パンチ・キックの強攻撃が3ボタンで統一されている。
新たに導入されたパワーゲージは新しいアプローチを提供する。
ジャンプの高速化、のけぞり時間の長さ、投げ技の入力変更など、ゲーム性が大きく改良された。
リングアウト時の判定が導入され、2D格闘ゲームでは珍しい要素となった。
ステージはビーチ、地下鉄駅、公園などの5種類で、昼夜の変化がある。
様々な新キャラクターや隠しキャラが登場し、ストーリーはサウスタウンを舞台にした格闘大会を描く。
1997年に続編『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』がリリースされ、システムに改良が加えられている。
『スペシャル』ではライン数の変更、ガード機能の強化などが図られ、特定の技が強化される。
1998年にはリアルバウト餓狼伝説2が発売され、スピードを重視した対戦が可能に。
系列作品は多彩に展開され、家庭用への移植も行われている。
グラフィックや演出も進化し、特定のキャラクターに対する変更が行われている。
特に、隠しキャラクターや新しいストーリーラインが各作で追加される。
各キャラクターのエンディングやストーリーも充実している。
名前の異なる隠しキャラクターも多く存在し、プレイヤーに新たな体験を提供する。
初回限定版やアレンジ版も発売され、さまざまなコンソール向けにも展開される。
ゲームの一部要素は過去作との関連性を持っている。
このシリーズはCERO:Bで12歳以上対象として位置付けられている。
本作及びその続編は日本国内外で高い人気を誇り、新たなファン層を獲得している。
SNKの格闘ゲームシリーズの一環として、リアルバウト餓狼伝説は重要な役割を果たしている。