コンシューマーゲーム大辞典

日本で発売されていないので発売日はブラジルです。
ZeeboはZeebo Inc.によって開発された家庭向けのエンターテイメント・教育システム。
3Gモデムを使用してインターネットに接続し、ゲームや教育アプリケーションが利用可能。
主にブラジルやメキシコの発展途上市場をターゲットにした。
2008年にReinaldo Normandによって設立され、Qualcommの技術が使われた。
システムはDVDやカートリッジを使用せず、ゲームはワイヤレスでダウンロード。
開発の目的は、手頃な価格でゲームと教育コンテンツを提供し、海賊版を回避すること。
最大約40のゲームがブラジルでリリースされた。
新機能やアクセサリ（インターネット接続、キーボードなど）を2010年に追加。
ゲームはZ-Creditsを使ったオンラインストアで購入。
コントローラーは7つのボタンを持つZ-Padと、モーションセンサー搭載のBoomerang。
数十のウェブサイトにアクセスできる「Z-Channels」を提供。
ゲームコンテンツは5MBから50MB、場合によってはそれ以上のサイズも。
2011年にブラジルとメキシコでの運営を終了。
フットキャンプを含むいくつかのスポーツゲームが開発された。
音声機能は最大8チャンネル、映像はVGA解像度。
無線ネットワーク接続により、常時接続が可能。
ゲームとコンテンツは、安価な購入が可能で、携帯電話のゲームと互換性がある。
中国やロシアでの展開が計画されていたが実現しなかった。
Zeeboの開発には12社が参加、主にQualcommとTectoyが関与した。
サポートが終了した後も、一定の条件でサービスが提供された。