コンシューマーゲーム大辞典

タイトルと概要: 『ストリートファイターZERO3』は1999年8月5日にカプコンよりセガサターン用に発売された格闘ゲーム。
移植の背景: プレイステーション版、ドリームキャスト版に続いてサターン版が発売され、プレミア価格がつく希少なタイトル。
対応機器: 4MB拡張RAMカートリッジが必須。
ロード時間: サターン版のロード時間は他機種版より速く、快適なプレイが可能。
キャラクター数: 初期状態で隠しキャラを含む多くのキャラクターが使用可能。
独自の追加要素: サターン版にはオリジナルステージや「ファイナルベガ」が使用可能など、独自の特典あり。
モードの充実: ワールドツアーモードやドラマティックバトル、ドラマティックサバイバルモードなど多彩なモードを収録。
ISMシステム: Z-ISM、V-ISM、X-ISMの3種類から選択可能。各ISMに特徴的な戦闘スタイルがある。
ゲームシステムの改良: 空中ガードやゼロカウンター、オリジナルコンボシステムなど、豊富な戦術が楽しめる。
ワールドツアーモード: キャラのスキルや性能をカスタマイズ可能な育成モード。
キャラ性能のカスタマイズ: ワールドツアーモードで得たスキルを装備してオリジナルキャラを作成。
ドラマティックバトル: 任意のキャラを選んでチームを組み、敵ボスを撃破するモード。
グラフィック: アーケード版に近いグラフィックとスムーズな動作を実現。
拡張カードの利点: 4MB RAMカートリッジによる高い移植精度。
プレイステーション版との違い: 読み込み時間が短く、隠し要素が最初から解放されている点で優位。
ドリームキャスト版との比較: グラフィックの再現度はDC版が上だが、サターン版はロード時間の速さが強み。
アーケードモード: ストーリー性のあるキャラごとの物語を楽しめる。
逆ドラマティックバトル: 通常のドラマティックバトルとは逆に、自分がボス役として戦うモード。
ファイナルバトルモード: 最終ボス戦から始められるモード。
使用キャラの選択肢: 初期状態から多くのキャラクターが使用可能で選択肢が広い。
ゼロカウンター: ISMによる特定の防御技が使用可能。
キャラ固有技: ISMごとに異なる性能や技が用意されている。
ゲームパッド対応: サターンのファイティングスティックが推奨されるが、パッドでもプレイ可能。
ファイナルベガの登場: 特殊条件を満たせば使用可能な強キャラ。
スムーズな操作性: 読み込み時間の短さと反応の良さが高評価。
ステージ演出: 一部背景キャラの動きが削除されているが、概ね良好。
細部へのこだわり: 勝利ポーズや演出がPS版より充実。
サターン版のメリット: 希少性と高い移植精度により、コレクターズアイテムとしての価値が高い。
後継機の影響: ドリームキャスト版やアーケード版との差別化が難しく、現行機では別の選択肢が優先される。
総評: 格闘ゲームとしての完成度が高く、当時の2D格闘の集大成として高評価。