コンシューマーゲーム大辞典

AI将棋はコンピュータ将棋のソフトウェアで、主にMicrosoft Windows版が中心。
思考エンジン「YSS」（山下宏作）を採用している。
市販版は株式会社アイフォーからイーフロンティアが販売を引き継いでいる。
ネットワーク対局機能があり、主にコンピュータとの対局を提供。
プレイヤーは16のレベルから対局相手を選択可能。
「待った機能」、「シミュレーション対局機能」、「次の一手機能」を搭載している。
棋譜の印刷・保存が可能で、多様な棋譜形式に対応。
YSSは反復深化深さ優先探索を用いた思考エンジン。
世界コンピュータ将棋選手権で3回優勝し、4回準優勝の実績。
日本将棋連盟からアマチュア五段の棋力を公認されている。
AI将棋には「AI奨励会」モードがあり、段級位を上げるシステムがある。
通信対局が可能で、レベルに応じた部屋が用意されている。
対局相手に挑戦状を送り、手合いを自由に決定できる。
各バージョンの価格帯が明記されている。
2004年に発売されたAI将棋2004が一例。
エントリーすることで、他のプレイヤーとの対戦が可能。
段級差による手合いルールが存在する。
近年のバージョンでは通信対局のシステムが無料で利用可能。
対局観戦機能があり、他のプレイヤーの対局を観戦できる部屋がある。
将棋の普及に貢献し続けている。