コンシューマーゲーム大辞典

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ（スマブラ）は、ハル研究所が開発し、任天堂が発売する対戦アクションゲーム。
ディレクターの桜井政博が全作品の制作を担当。
任天堂およびサードパーティーの人気キャラクターが登場するクロスオーバー作品。
対戦はキャラクターを場外に落とすことを目指し、体力制ではないユニークなルール。
「対戦アクションゲーム」として位置づけられ、パーティーゲームの要素も強い。
1人から最大8人までプレイ可能な多人数対戦が特徴。
各キャラクターには独自の技と性質があり、攻撃スタイルが多岐にわたる。
ゲームは多彩な対戦ルールがあり、プレイヤーの自由な設定が可能。
桜井は「格闘ゲーム」と「座標のゲーム」との違いを説明。
オンライン対戦機能やフレンドとの対戦ルールも進化している。
登場キャラクターは任天堂のキャラクターだけでなく、他社作品からも参戦。
隠しキャラクターが毎作に設けられ、挑戦者として登場する。
各作品におけるサウンドトラックは権利が複雑で、サントラの発売は難しい。
各ファイターのボイスキャストは、原作があればその声優を使用することが多い。
アイテムやステージのギミックも多彩で、プレイがダイナミックに変化。
シリーズは「万人向けのゲーム」を目指しており、易しい操作系ながら深いテクニックを含む。
各作品ごとにテーマ曲やBGMが進化し、特徴的なアレンジを施されている。
アニメやマンガなどのメディアにも登場することで、さらに広がる人気。
桜井が「任天堂キャラクターが集結すること」を目玉にしたわけではなく、オリジナルの対戦ゲームとしての発端がある。
シリーズを通じて、プレイヤー間のコミュニケーションを重視した設計がなされている。