セガサターン

月下の棋士 王竜戦

更新日 2025/07/27
月下の棋士 王竜戦
■ 基本情報
1996年11月22日発売、セガサターン用将棋ゲーム
原作はビッグコミックスピリッツ連載の将棋漫画「月下の棋士」
発売元はバンプレスト、開発はアクセス
定価は5,800円(税抜)
PS版とSS版は同内容だが演出やUIに差異あり
■ ゲームモード
王竜戦編:主人公・氷室将介でトーナメントを勝ち上がるストーリーモード
じっちゃん修行編:祖父・御神三吉と練習対局(強さ5段階設定可能)
宿命の対決編:フリー対局モード、二人対局も可能
定跡などない!編:棋譜再生・閲覧モード
■ ストーリー・演出
原作では実現しなかったドーム決戦がゲームで実現するIF展開
原作では別の対局順のキャラ(鈴本・関崎・大和岬など)も参加し夢の対局が実現
対局中に原作漫画のカットイン演出が入り雰囲気を盛り上げる
セル画演出やカットインの演出量が多く、原作ファン向けの作り
棋譜読み上げや王手のボイスなど細かい演出あり
■ 声優・音声関連
檜山修之、塚田正昭、茶風林、千葉繁、子安武人、三石琴乃など超豪華声優陣
原作の決め台詞がボイスで再現されファンには感動もの
棋譜の読み上げは三石琴乃が担当、王手の音声もあり
ただし対局中のボイスは少なく、使い回しが多いのが惜しい
■ ゲーム内容・棋力
CPUの棋力は非常に低く滝川名人でも悪手連発
強いキャラほど思考時間は長いが、内容は弱い
初心者ならともかく、将棋経験者には物足りないレベル
終盤だけ少し粘るため完全な初心者には少し厳しいが、中級者以上には物足りない
対局以外の要素は少なく、将棋ゲームとしてはファンアイテム寄り
■ SS版の特徴・演出
SS版はセル画演出やカットインの解像度・色味が比較的鮮明
UI(盤面構成)はNHK杯風レイアウトで見やすい
ストーリーモードの演出テンポはPS版とほぼ同じだがSS版は読み込みが安定
セーブデータ管理はSSの内部メモリ or カートリッジ対応
SS版ならではのセリフ量や演出の追加は特にないが、SSユーザー向け最適化
■ 評価・総評
原作ファンなら豪華声優&原作再現演出で楽しめるが、純粋な将棋ゲームとしてはCPUが弱く不満点多め
将棋を楽しむというより原作の雰囲気を味わうファンアイテム的作品
要するに
SS版はPS版と大きな差はないが、安定した描画&豪華声優演出で原作ファン向けの価値が高い。
しかし将棋AIの弱さから純粋な将棋ゲームとしては物足りず、ファン向けキャラゲー寄りの内容。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
1,150
ハード
セガサターン
ジャンル
テーブル
シリーズ
開発元
アクセス
発売元
バンプレスト
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

詳細価格履歴はこちら