コンシューマーゲーム大辞典

『ボンジャック』は1984年3月にテーカンから発売された固定画面アクションゲーム。
主人公のジャックがフィールド上の爆弾を回収することが目的。
全ての爆弾またはスペシャルコインを取得することでラウンドクリア。
敵に触れるとミスとなり、残機が無くなるとゲームオーバー。
各ラウンドごとに爆弾や地面の配置が異なる。
背景にはピラミッドやスフィンクス等の美しい景色が使用されている。
開発はテーカンで、プロデューサーは上田和敏、ディレクターは鶴田道孝。
音楽には権利を取得した楽曲が使用されている。
日本国内ではPC-8801、SG-1000に移植され、Windows用ソフトでも発売。
アーケード版は多くのコンソールに移植されている。
各ラウンドに24個の爆弾が配置され、回収で得点が加算される。
点火状態の爆弾は回収すると通常の2倍の得点を得られる。
連続して点火している爆弾を回収することが高得点の鍵。
アイテム「P」を取ることで敵をボーナスコインに変化させられる。
「B」「E」「S」コインの取得によって特別な効果が得られる。
操作はレバーとボタンを使い、独特の浮遊感が特徴。
敵キャラクターはジャックを追いかけてくる。
続編も複数発売されている。
移植版によってBGMが変更または削除されることがある。
アーケード版は美しいグラフィックと高評価を受けていた。