コンシューマーゲーム大辞典

東大将棋はマイナビが発売するコンピュータ将棋ソフトのシリーズ。
思考エンジンには「IS将棋」と「棚瀬将棋」の2種類がある。
IS将棋は1997年に初登場し、1998年に初優勝。
開発チームは全員東京大学の学生で構成されていた。
IS将棋は世界コンピュータ将棋選手権で優勝4回（1998年、2000年、2001年、2003年）し、準優勝1回（2002年）。
市販版として、Windows、PlayStation、PlayStation 2、PSP、ニンテンドーDS用ソフトが発売されている。
開発チームのメンバーが就職等で開発を続けられなくなり、2005年以降は選手権から撤退。
最終版は2005年発売の「最強 東大将棋8 for Windows」。
棚瀬寧はIS将棋のメンバーで、独自に思考ロジックを開発。
棚瀬寧のソフトは2007年に準優勝、2008年も準優勝。
2008年には「新・東大将棋 無双」としてWindows版ソフトが発売。
マイナビ発行の将棋関連書籍は「東大将棋ブックス」として知られる。
所司和晴の「道場」シリーズが人気。