コンシューマーゲーム大辞典

日本で発売されていないので発売日はアメリカです。
1976年にMattel Electronicsが手掛けたAuto Raceは、初のハンドヘルド電子ゲーム。
機械部品はなく、計算機用のハードウェアを使用。
9ボルトバッテリーで駆動し、赤いLEDで車を表示。
ゲーム音はビープ音のみ。
プレイヤーは3車線のトラック上で車を操作し、他の車を避ける。
ギアは1から4まであり、速度が上がる。
自動車レースアーケードゲームにインスパイアされた。
成功を収め、FootballやBaseballなど他のスポーツゲームが登場。
Auto Raceは1978年にはBattlestar Galactica Space Alertとして再制作。
Soviet UnionではElektronika IER-01としてクローンされた。
プレイヤーはゲーム内で4周して勝利を目指す。
アーケードゲームのデザインに基づいており、プログラムコードはMark Lesserが作成。
Mattelは当初、電子製品に懐疑的だったが、成功を後押しに電子部門を設立。
ゲーム商業的成功により、Mattel Electronics Divisionが設立される。
Auto Raceはハンドヘルド電子ビデオゲームの先駆けとなった。
1976年に別のバージョンとしてMissile Attackがリリースされたが、一時的に市場から撤去。
1980年に再発表されたMissile Attackは、Battlestar Galacticaに基づいている。
Auto Raceは1980年にMattel Ski Slalomとして再デザインされた。
ゲームのタイマーは99秒まで表示可能。
プログラム経験のないMark Lesserがゲームを512バイトのROM用に開発。