コンシューマーゲーム大辞典

『Wipeout 3』は1999年にPsygnosisが開発し、PlayStation専用の未来的なレーシングゲーム。
シリーズの4作目で、プレイヤーは反重力船を操作し、武器を使用して競争相手を排除。
デザインはThe Designers Republicによるシンプルな色使いとデザインで、”信じられる未来”を目指した。
16:9ワイドスクリーンと高解像度モードに対応しており、グラフィックスが向上。
音楽はDJ Sashaが選曲し、OrbitalやThe Chemical Brothersの楽曲も収録。
2000年に『Wipeout 3: Special Edition』がヨーロッパで再発売され、追加コンテンツを含む。
発売時の評判は良好で、グラフィックスや音楽、デザインが賞賛された。
難易度が高く、新しいコンテンツや特色が少ないことが批判された。
シリーズの最後のPlayStation版で、次の作品『Wipeout Fusion』は2002年にPS2専用でリリース。
プレイヤーは8つの異なる企業の船を操縦し、8つのサーキット競技。
各船はエネルギーシールドを持ち、ダメージを吸収。
シールドはピットレーンで再生可能で、ピットに費やす時間が少ないほど再生率が上がる。
スピードを上げるための「ハイパースロット」を使用するとシールドのエネルギーが減少する。
6つのゲームモードがあり、金メダルを連続で獲得することで新しいトラックや船をアンロック。
スプリットスクリーンによる2人対戦も可能。
監督デザイナーはWayne Imlachで、技術的な限界を押し広げることに成功した。
プレイヤーのスムーズなコントロールを実現するために、アナログスティックに対応。
ゲームのビジュアルデザインは次世代のゲーム機に向けて洗練された。
オリジナルのゲームを引き継ぎつつ、新たな魅力を提供。
海外での商業的成功は控えめだったが、シリーズは続行された。