コンシューマーゲーム大辞典

■ ゲーム内容・モード
シングルプレイヤーモードは / 大会形式の「トーナメント」と自由に釣りができる「フリーモード」 / の2種類
2人用モードもあるが極めて単純で物足りない
キャラ作成要素は極小（名前・性別のみ＋服装のアンロック）
ソナーで魚を探し、ボートで釣り場を移動するのが基本ループ
■ Wii U版特有の操作性と問題点
GamePadを使ったキャスティング（竿を振る動作）が非常に反応しづらい
魚を釣り上げる際も激しくGamePadを左右に振る必要がある
微調整ができず、強く振らないと反応しないため操作が雑になる
画面内の指示は早すぎて読めず、操作説明も不親切
ロード時間が非常に長く、頻繁に挟まる
フレームレートのカクつきが目立つ
■ ゲームデザインの問題点
魚の大きさはランダムで決定されるため戦略性が皆無
トーナメントの勝敗は運任せになる傾向が強い
同じ場所でも強い魚が出るかどうかは完全に運
勝っても実感が薄く、成長感がない
■ 演出・演出音声について
ナレーターの音声が不快（音量がバラバラ、繰り返しが多い）
ゲームへの没入を妨げる要素が多く、操作やUIが直感的でない
■ 評価された点
実在するロッド、リール、ルアーなど豊富な機材が収録
実在の湖・場所をモデルにしたリアルなフィールドデザイン
一部プレイヤーからはGamePadを釣り竿や操縦装置として使う工夫を評価
■ プレイヤーの反応（Amazonレビューより）
釣り初心者や子供には不向きとの声あり
操作が難解で諦めるプレイヤーも多い
釣りファンなら一定の楽しさは得られるが、ライトユーザーには退屈
リアル釣りが苦手な人向けに「バーチャルで楽しめる」という意見も
総じて、操作性とテンポの悪さが最大の難点で、評価は賛否両論
結論：Wii U GamePadを活用した釣り体験を目指す意欲作だが、操作性とテンポの悪さ、UIの不親切さが足を引っ張っている。釣り愛好者向けのニッチ作品。