コンシューマーゲーム大辞典

『ZONE OF THE ENDERS』（Z.O.E）はKCEJが開発したPlayStation 2用ゲーム及びそのシリーズ。
巨大な人型ロボット“オービタルフレーム”を操るアクションゲームで、日本のROBOアニメから影響を受けている。
ゲームと同一世界観を持つアニメ作品も製作され、メディアミックス戦略が採られた。
初作は2001年3月に発売され、アニメOVAと連続テレビアニメも同年に公開。
ゲームはパイロットが操作するロボット戦闘を特徴とし、キャラクターには独自のAIが搭載されている。
小島秀夫がプロデューサーを務め、メタルギアシリーズのスタッフが開発に関わった。
シリーズは『ANUBIS』まで続いたが、その後長期間の休止状態へ。
2012年にHDリマスター版がリリースされると共に、続編開発の計画が発表された。
続編の開発は凍結され、現在に至るも開発再開の見通しは立っていない。
各作品はストーリーが緻密に繋がり、個々のキャラクターやロボットも深い設定がされている。
アーマーン計画やメタトロン技術の概念がストーリーの重要な要素。
ゲームプレイには、選択肢によるエンディング分岐やキャラクター同士の関係性が影響する。
原作のゲームはメタトロンと呼ばれる鉱石をテーマにしている。
キャラクターには特異なバックストーリーがあり、成長を伴う物語が描かれている。
アートや音楽も個々の作品において評価され、アニメーション要素が強調されている。
ゲームは独特の戦闘システムを採用しており、プレイヤーの操作性が重視されている。
続編やリマスター版により、新たなファン層を獲得している。
コナミが展開するフランチャイズとしての地位を確立している。
将来的な展開に関してファンの期待が高まっている。