コンシューマーゲーム大辞典

『ギャロップレーサー』はテクモ（現・コーエーテクモゲームス）が制作した競馬ゲームシリーズ。
業界初の3Dジョッキーレースゲームで、プレイヤーは騎手となり競走馬に騎乗する。
プレイヤーは様々なレースイベントをこなし、条件を満たすと名馬や外国の馬にも騎乗可能。
初期は高能力の馬であれば馬群から離れても勝てたが、シリーズが進むにつれて現実に近づいたゲームバランス。
累計本数は2014年時点で130万本以上。
シリーズは「ギャロップレーサー」から「ギャロップレーサー8」まで続く。
各作品に様々な機能が追加され、対戦モードやオリジナルホースの生成などが可能に。
ゲームバランスは各作品ごとに見直されており、よりリアルな競馬体験が提供されている。
競走馬データは毎年更新され、新たな馬が追加されている。
オンライン版『Gallop Racer ONLINE』はβテストを経て正式サービスが行われたが、トラブルが多発した。
シリーズにはアイテム課金制のスマートフォン版も登場。
各作品での実在馬の名称変更が行われたことがある。
様々な施設や機能が追加されることで、より多様な競馬体験を提供。
騎手の操作感や競走のリアリティ向上が図られた。
オリジナルホースシステムにより、自分だけの馬を育成する楽しみもある。
馬の性能や能力は親馬の影響を受ける。
騎乗依頼システムやアビリティを利用し、戦略的なプレイが求められるようになった。
シリーズ全体を通して競馬ファンに愛され、独自のゲーム体験を提供。
シリーズ初作からの進化が見られ、現代のユーザーに適した仕様へと変化している。
最後の作品は『ギャロップレーサー8』であり、以降の展開はスマートフォン版へ移行。