コンシューマーゲーム大辞典

1996年にアスキーから発売されたPlayStation用恋愛シミュレーションゲーム。
プレイヤーは高校2年生（『3』は中学3年生）となり、女生徒と恋愛関係を築くことが目的。
校内を移動して友好度を上げ、デートに誘うメカニクス。
最大の特徴は「下校会話」と呼ばれる会話シミュレーションパートの存在。
描かれる女の子は一般的な見た目と性格で、素朴な恋愛模様を描写。
主人公の育成システムが採用されていない。
各作品ごとに舞台や登場人物が異なる独立した世界観。
発売当時は不安視されていたが、独自の作風で人気を獲得。
メディアミックス展開や公式ファンクラブも活動が行われた。
『トゥルー・ラブストーリー 〜Remember My Heart〜』という廉価版が1997年に発売。
続編として『トゥルーラブストーリー2』が1999年に登場。
2001年にPlayStation 2用ソフト『トゥルーラブストーリー3』が発売されたが、売上は振るわなかった。
2003年には『True Love Story Summer Days， and yet...』が発表された。
シリーズの終了後も制作スタッフは類似作品を制作。
シリーズ全体で音楽製作に岩垂徳行が関与。
アニメ化やドラマCDなど、様々なメディア展開が行われた。