コンシューマーゲーム大辞典

『激写ボーイ』は1992年にアイレムから発売されたPCエンジン用横スクロールアクションゲーム。
主人公は「デビッド・ゴールドマン」で、照準を合わせて写真を撮影する。
目的は「ロサンゼルス・カメラ・学院」の卒業試験に合格すること。
アメコミ風のキャラクターやグラフィックが特徴。
ゲームの音楽は大久保高嶺が担当。
開発には大久保良一が関与。
2002年にPlayStation用に移植版が発売、システムが改変されている。
PCエンジン版は『ファミコン通信』のクロスレビューでシルバー殿堂入り。
ステージ上で撮影した写真の得点がクリア条件。
障害物に当たるとフィルムが減少する。
デビッドはカメラ好きのフォトスクール学生で、両親を亡くす悲劇に見舞われる。
校長から特別に卒業試験を受ける提案を受ける。
PS版ではステージセレクトや難易度変更、2人プレイが可能に。
高得点を狙うために指定された被写体を撮影する必要がある。
ゲームのレビューでは、ユニークなアイデアとグラフィックが評価された。
ただし、覚えゲー的な要素があるため、すべてのプレイヤーに合うわけではない。
妙な写真を撮る楽しさもあるとされる。
ゲームは「少し変わったアクションゲーム」と紹介されている。
続編『激写ボーイ2 〜特ダネ大国ニッポン〜』が2001年に発売。