コンシューマーゲーム大辞典

Merlinは1978年にパーカー・ブラザーズによって作られた携帯ゲーム機。
別名「マーリン・電子の魔法使い」で、トミーは日本で「ドクタースミス」として販売。
発明者はボブ・ドイル、ホリー、ウェンドル・トミス。
500万台以上売れ、1980年代に人気を維持。
2004年に別バージョンがミルトン・ブラッドリー・カンパニーから再発売。
本体は約9.5インチ×3インチの長方形。
11個のボタンのマトリックスがあり、赤いLEDで点灯・点滅可能。
ゲームは6種類あり、コンピュータや他の人と対戦可能。
ゲームには三目並べ、音楽マシン、サイモン似のEcho、ブラックジャック等が含まれる。
1978年のニューズウィークやボストンの雑誌の表紙に登場。
1980年に220万台売れ、最も人気のある玩具と認定。
1995年に再設計されたMerlin: the 10th Questが登場。
新モデルは9つのゲームを搭載し、液晶表示に変更。
ゲームには新たに三目並べに似たSwords ＆ shieldsやシェルゲームに似たSeek the Grailなどがある。
最後のラウンドは時間制限付きのドラゴンの迷路を含む。
迷路を解くとMerlinが音声で勝利を知らせる。
簡単なゲームから最難関のゲームまで幅広く楽しめる設計。