コンシューマーゲーム大辞典

『哲也-雀聖と呼ばれた男』は、戦後復興期を設定にした麻雀漫画。
原作はさいふうめい、作画は星野泰視。
主人公の哲也が玄人として成長していく過程を描く。
2000年度に講談社漫画賞少年部門を受賞。
累計発行部数は2019年8月時点で1600万部。
阿佐田哲也の著書を元にしたキャラクターやエピソードが多数登場。
麻雀以外にも花札やチンチロリンなどのギャンブルが描かれる。
作中では学歴と麻雀能力が反比例する設定。
2003年に2ヶ月半の休載後、新作『賭博師 梟』が集中連載された。
哲也は麻雀を通じて運を重視し、自己成長を続ける。
昭和19年から始まり、さまざまな勝負や仲間との出会いを経て成長するストーリー。
横須賀の米兵との賭博に挑む場面があり、最初の強敵ジェファーソン中尉に勝利。
新宿にて「坊や哲」として名を馳せるが、成長を遂げる。
多くのキャラクターとの因縁、勝負、友情が描かれる。
本作はアニメ化され、放送高視聴率を記録した。
各話において、哲也と仲間たちの戦いや成長が深く掘り下げられている。
定期的に旅打ちをし、強敵との勝負が続く。
兄弟と友人との悲喜こもごもの関係が描かれる。
感情の葛藤や成長、勝負への真摯なアプローチがテーマとなる。
物語の終盤では、最強の宿敵ドサ健との対戦が描かれ、最後の勝負に挑む。