コンシューマーゲーム大辞典

『クレイジータクシー』は1999年にセガから発売されたドライビングゲーム。
アーケードゲームとして初リリースされ、後にコンシューマー版に移植された。
プレイヤーはタクシードライバーとして客を目的地に時間内に届けることが目的。
ゲーム内では、普通の運転ではできない無謀な運転が許可されている。
タクシーはオープンカーで、1950〜70年代のアメリカ車がモデル。
舞台は架空のアメリカの町で、実在の企業店舗も登場。
BGMにはオフスプリングやバッド・レリジョンなどのパンク・ロックが採用されている。
コンシューマー版にはタクシーを使ったミニゲームも存在。
主要なゲームテクニックに「クレイジーダッシュ」や「クレイジードリフト」がある。
客を速く届けるとタイムボーナスが得られる。
アーケード版にはサンフランシスコをモデルにしたコースがある。
『クレイジータクシー2』では新機能「クレイジーホップ」が追加。
ゲームプレイ中にリプレイの録画と再生が行えるモードが搭載された。
『クレイジータクシー3』ではエフェクトの強化やシステム改善が行われた。
各作品で異なるキャラクターが選択可能で、それぞれの車には性能差がある。
ゲーム内には数多くの実在のブランドが登場するが、後のバージョンでは置き換えられた。
コンピュータゲームレビューアグリゲーターで高評価を得ている。
映画化の計画があったが実現しなかった。
全作品でシステムボイスやナレーションが共通している。