コンシューマーゲーム大辞典

製品名: ゲーム＆ウオッチ（GAME＆WATCH）は任天堂の携帯型ゲーム機。
発売開始: 1980年4月28日に『ボール』が最初のタイトルとして発売。
ゲーム方式: 1ハード1ソフト方式で、カートリッジ交換は不可。
時計機能: ゲームをしない時は時計として使用可能、これが名称の由来。
ヒット作: 同年に『フラッグマン』『バーミン』『ファイヤ』などもヒット。
タイトル数: 合計59タイトル発売、国内1287万個、国外3053万個販売。
企業成長: ゲーム＆ウオッチの成功により任天堂は借金を完済し高収益に。
後継機への影響: 利益がファミリーコンピュータや後の携帯ゲーム機（ゲームボーイ）に投資された。
開発のきっかけ: 横井軍平が新幹線で遊ぶ人を見て発案。
共同開発: シャープと液晶およびマイコン技術の共同開発。
操作体系: シンプルで誰でも遊べる操作体系を重視。
初期のデザイン: サラリーマンが隠して遊べるポケットサイズに設計。
表示技術: 液晶セグメント表示方式、モノクロからカラーへ進化。
十字キー初搭載: マルチスクリーン版『ドンキーコング』で十字キーを初採用。
市場競争: 他社もゲームウオッチに類似した製品を多数発売。
関連製品: ニンテンドーDSやWiiでもゲーム＆ウオッチの要素を取り入れた作品が登場。
復刻版: 『ゲーム＆ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』などが2020年代に復刻。
最新技術: フルカラードット液晶を採用した新モデルが発売された。
文化的影響: 日本国外では海賊版も流通した。
ゲームボーイとの関連: ゲーム＆ウオッチはゲームボーイの進化形として位置付けられる。