ファミリーコンピュータ

SDガンダムワールド ガチャポン戦士5 BATTLE OF UNIVERSAL CENTURY

更新日 2025/03/13
SDガンダムワールド ガチャポン戦士5 BATTLE OF UNIVERSAL CENTURY
シリーズ最終作であり、従来のガチャポン戦士シリーズとは全く異なるシステムを採用。
ゲームシステム
各勢力の戦略シミュレーション形式で、軍を指揮して拠点を制圧するゲーム。
選べる勢力は連邦・ジオン・エゥーゴ・ティターンズなど8種類。
旗艦、戦闘艦、量産MSを編成し、各拠点を占領・防衛する。
パイロットや指揮官の育成が可能で、ニュータイプ能力や指揮能力などのパラメータが設定されている。
戦闘は試作MS同士の一騎打ち → 艦隊戦 → 量産MS戦の流れで進行。
部隊編成や技術開発に資金が必要で、都市を占拠することで収入を得る。
最大4部隊までしか編成できず、拠点防衛が重要な戦略となる。
評価点
比較的シンプルな戦略ゲームとして、初心者でも遊びやすい。
各勢力の特色が明確で、戦略の違いを楽しめる。
宇宙や地球圏の拠点が原作通り配置され、雰囲気が出ている。
戦闘シーンの演出がスピーディーかつ迫力がある。
全キャラクターに顔グラが追加され、パイロットの個性が強調された。
ギレンの野望の原型とも言えるシステムが採用され、後の作品に影響を与えた。
問題点
ゲームバランスが悪く、一部の勢力が極端に有利(特に緑軍が収入面で圧倒的)。
最大4部隊しか編成できないため、戦略の幅が狭い。
パイロットが異常に高確率で怪我をするため、長期間戦線離脱することが多い。
シナリオ再現が雑で、ZZの本拠地がサイド3になるなど設定の矛盾がある。
開発制限がないため、時代設定を無視してF91が初代ガンダムと戦うなどの違和感がある。
ゲーム開始時のフラッシュ演出が激しく、目に悪い。
戦闘がほぼオートで決まるため、プレイヤーの介入要素が少なく単調になりやすい。
フリーシナリオがあるが、固定マップで代わり映えしない。
総評
従来のガチャポン戦士とは別物のゲームとなっており、従来ファンには賛否が分かれる作品。
ギレンの野望の原型とも言えるシステムが導入されており、戦略シミュレーションの基礎としては興味深い。
ファミコン末期の発売だったため知名度が低く、SFCの『SDガンダムX』に話題を奪われた。
戦略SLGとしての完成度はそこそこだが、バランス調整やシステムの荒削りさが目立つ。
ガンダムファンや戦略SLG好きには楽しめるが、人を選ぶゲーム。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,290
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

詳細価格履歴はこちら