コンシューマーゲーム大辞典

『激指』シリーズはコンピュータ将棋ソフトウェアで、マイナビ出版から発売。
開発者は東京大学の鶴岡慶雅教授らで、プロ棋士の棋譜を基に実現確率探索を使用。
2000年から世界コンピュータ将棋選手権に参加し、2002年に初優勝。
通算4度の優勝を誇る。
2005年のアマチュア竜王戦でベスト16に進出し、「激指ショック」を引き起こす。
2008年のエキシビション対局でアマ名人に勝利した。
市販ソフトは2001年に「将棋レボリューション 激指」として発売。
他プラットフォームでも展開（PS2、PSP、ニンテンドーDSなど）。
棋譜解析機能により、対局後の学習が可能。
最新版『将棋レボリューション 激指15』には指導対局機能が搭載。
Nintendo Switch用ソフト『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』は「激指」の思考をベースにしている。
2000年から2019年までの参加大会や成績を記録している。
『激指』シリーズは無断使用・複製不可。
主要な版本として「激指2」から「激指15」までリリース。
各バージョンは新機能や改善が加えられている。
ソフトは将棋の上達にも寄与することを目的とする。