コンシューマーゲーム大辞典

ワーナー・ブラザースはカリフォルニア州バーバンクに本社を置く映画エンターテイメント・メディア企業。
1923年にワーナー兄弟（ハリー、アルバート、サム、ジャック）によって設立される。
映画産業のリーダーとして、アニメーションやテレビ、ビデオゲームなどに事業を拡大。
ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、ニュー・ライン・シネマ、ワーナー・ブラザース・テレビジョンなどの映画スタジオを含む。
同社の公式マスコットはバッグス・バニー。
ワーナー兄弟はポーランドから移民し、アメリカで映画事業を始めた。
1904年、映画の配給を開始し、1905年には最初の劇場「カスケード」をオープン。
1927年には『ジャズ・シンガー』を公開し、トーキー映画の先駆者となる。
1930年代にはギャング映画を制作し、社会的リアリズムに基づく作品を多く手がけた。
1948年に反トラスト訴訟を受け、制作と興行を分離することを余儀なくされた。
1950年代からテレビ制作に力を入れるが、初めは苦戦する。
1960年代に『マイ・フェア・レディ』や『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』などの成功作を生む。
1970年代から80年代にかけて新たなスターを起用し、多くのヒット作を続出させる。
1989年にタイム・ワーナーと合併し、97年には『ハリー・ポッター』シリーズの映画化権を取得する。
現在、映画、アニメーション、テレビ番組などの多様なコレクションを持つ。
2022年、AT＆Tによりワーナー・ブラザース・ディスカバリーが設立される。
2023年には設立100周年を迎える。
ワーナー・ブラザースは145，000時間以上の番組を所有し、12，500本の長編映画を含む。