コンシューマーゲーム大辞典

『悪魔城ドラキュラ』は1986年にコナミから発売されたゴシックホラー・アクションゲーム。
主人公シモン・ベルモンドが吸血鬼ドラキュラを討伐する物語。
ゲームシステムは2D横視点でステージクリア型のアクションゲーム。
吸血鬼やフランケンシュタインなどの多彩な敵キャラクターが登場。
ステージは全6ブロック、各ブロックにボスがいる。
基本武器はムチで、サブウェポンとして短剣やオノなどを使用可能。
累計販売本数は2000万本を超える。
幅広いメディア展開があり、小説やアニメなども制作されている。
複数の移植版や続編があり、様々なプラットフォームに展開されている。
ゲームのグラフィックと音楽には高い評価がされており、特に音楽はシリーズの特徴的な要素となっている。
初期の設定からシリーズが進むにつれて世界観やゲームシステムが変化している。
1997年からは3Dフルポリゴン作品も制作されるようになった。
Netflixで制作されたアニメシリーズもヒットを記録している。
シリーズの中でいくつかのゲームはパロディやコメディ要素を取り入れた作品になっている。
登場キャラクターであるシモンは、他のゲームやメディアに登場することも多い。
ゲーム雑誌での評価は高く、ゴールド殿堂入りやベストヒットゲーム大賞を受賞している。
出版物やメディア展開の多さから、悪魔城ドラキュラは文化的な影響を持つシリーズとなっている。
オリジナル版とその後の派生作品との違いがある。
初期のリアルなホラー感から徐々に探索型アクションRPGへと変化していった。
開発スタッフはホラー映画の影響を受けており、映画的演出が随所に見られる。