コンシューマーゲーム大辞典

PlayStation 3 (PS3)は2006年にソニーによって開発された家庭用ゲーム機。
PS3はPlayStation 2の後継機であり、PlayStationブランドの一部。
初のBlu-rayディスクを主なストレージメディアとして使用したゲーム機。
競合はXbox 360およびWiiで、7世代のゲーム機として登場。
日本では2006年11月11日に発売され、北米は11月17日、欧州とオーストラリアは2007年3月23日に発売。
初期販売価格は20GBモデルが499ドル、60GBモデルが599ドルと高価。
初期の受け入れは辛口で、高価格とソフト不足が批判された。
しかし、Blu-ray機能や将来性が評価され、販売は徐々に改善。
スリムモデル（2009年）とスーパースリムモデル（2012年）が登場し、軽量化とデザインの変更が行われた。
PS3は約8740万台を販売し、競合Xbox 360を上回った。
2013年11月には後継機のPlayStation 4が発売。
新モデルではPS2ゲームの互換性がなくなった。
PS3の開発は2001年から始まり、セルマイクロプロセッサを使用。
発売時に日本で81，639台が24時間内に売れる記録を達成。
PSN（PlayStation Network）を介したオンラインサービスや、リモートプレイ機能を初めて搭載。
コンソールのデザインは最初、スパイダーマンのフォントに影響を受けたロゴが特徴。
最後のゲームは2020年に発売された『Shakedown: Hawaii』。
PS3はさまざまなメディアストリーミングサービス（Netflixなど）にも対応。
ヤフーオークションのような転売が発生し、発売当初にトラブルがあった。
”イエローライト・オブ・デス”（YLOD）問題が発生し失敗率が批判された。
さまざまなアクセサリーが発売され、特にコントローラー（DualShock 3など）が人気。
プラットフォームの開発環境が当初複雑で、開発者からは批判もあった。