コンシューマーゲーム大辞典

『影の伝説』はタイトーが1985年に発表したアクションゲーム。
海外版のタイトルは『The Legend of Kage』。
江戸時代末期を舞台に、忍者「影」が霧姫を救出するストーリー。
2Dのドットグラフィックによるサイドビューの横スクロールアクションゲーム。
プレイヤーは刀と手裏剣を使って戦う。
ステージは「青葉」「紅葉」「雪」の3章からなり、それぞれ5つのステージが存在する。
音楽は小倉久佳が作曲し、和風のメロディが特徴。
ゲームには無敵状態や特殊技などのアイテムが存在。
FC版ではパワーアップアイテム「水晶玉」で1回攻撃に耐えられる。
バラエティに富んだ敵キャラクターが登場し、それぞれ異なる攻撃方法を持つ。
続編『影之伝説』は2008年にニンテンドーDS用としてリリース。
続編では新キャラクター「千尋」が追加され、ストーリーが異なる。
ステージ構成が縦横に広がり、探索要素が強化されている。
ファミリーコンピュータ版の評価は20.65点（満30点）。
映画版も存在するが、ゲーム本編とは内容が大きく異なる。
アーケード版の音源にはMSM5232とYM2203の二種類がある。
特定のゲーム機に移植され、音源版を選んでプレイできる。
各ステージにはボスキャラクターがおり、プレイヤーはこれを倒すことで進行。
攻撃における連射機能が追加された新バージョンが存在。
ゲームは、忍者の操作感や戦略性が求められる設計になっている。