コンシューマーゲーム大辞典

スポーンは1992年に発表されたトッド・マクファーレン原作のアメリカン・コミック。
本名はアル・シモンズで、黒人男性の主人公。
スポーンには「地獄の使い」という意味があり、また「ヒヨッ子」という別の意味もある。
2009年までに世界120カ国で約1億9000万部が出版された。
魔界の寄生生物による黒いコスチュームを着用し、特有の能力を持つ。
スポーンは強大な魔力を有しているが、有限であり消耗する。
主なテーマは「愛」で、善悪の基準を超えるストーリー展開が人気を集めた。
アクションフィギュアは1994年から2008年まで製造され、日本でも人気となった。
アルは魔界の将軍候補としてスカウトされ、契約を交わしスポーンとなる。
地球に戻った際、妻が友人と再婚していることを知り絶望する。
地球にいる間、ホームレスやマフィア、天使アンジェラと戦う。
商品展開やアニメ化もされ、多くのメディアで展開されている。
スポーンに関連するキャラクターは多岐にわたり、悪魔や天使、仲間などが存在する。
HBOでアニメ版が1997年から1999年に放送され、エミー賞を受賞。
日本では1998年から放送され、様々な形式で紹介されてきた。
さまざまなゲーム作品にも登場、他企業とのクロスオーバーも行われる。
コミックは長期連載であり、ストーリーは複数のボリュームに分かれている。
主要なキャラクターにはマレボルギア、バイオレーター、クラウンなどがいる。
スポーンの日本語版は販売が停止されているが、翻訳版が存在する。