コンシューマーゲーム大辞典

『太平洋の嵐』は1987年にG.A.Mが制作したコンピュータ・ウォーシミュレーションゲーム。
ゲームは日本とアメリカ合衆国間の太平洋戦争を題材にしている。
プレイヤーは大日本帝国を操作し、連合国との総力戦を戦う。
シナリオには「ニイタカヤマノボレ」「ターニングポイント」「グランドキャンペーン」があり、戦争の動きを体験できる。
ゲームのターンは3日で、1年は120ターンで構成されている。
資源の採掘と輸送が重要な要素で、石油や鉱物資源を確保する必要がある。
登場する軍用機や艦船は100種類以上で、リアルな戦闘要素が盛り込まれている。
戦闘や艦隊運用には戦術が求められ、艦船のパラメータが詳細に設定されている。
航空機には搭乗員の練度があり、熟練度によって戦果に影響が出る。
天候や補給が戦局に影響を与える要素となっている。
環境によっては部隊が自活状態とされ、食料が不足することはない。
日本は科学技術の投資ができ、協力を得られる可能性がある。
連合国側は核兵器を開発し、使用することが可能。
勝利条件としては「日本大勝利」「日本勝利」「引き分け」「日本敗北」「日本大敗」が設定されている。
シリーズは続編が多数制作され、ゲーム性が進化している。
各シナリオは異なる条件や進行があり、プレイのバリエーションが豊富。
ゲームはPC-9800シリーズを含む各種プラットフォームでリリースされた。
マニュアルに戦闘判定式が明記され、プレイヤーが戦略を立てやすい設計になっている。
各艦艇や航空機は役割ごとに分類され、戦術的な運用が求められる。
プレイヤーの選択によって戦略的運用が大きく変わるため、自由度の高いゲームプレイが楽しめる。