コンシューマーゲーム大辞典

『レッスルエンジェルス』は1992年にPC-9800用のゲームとして初発売。
ジャンルは「ハイパーアクションプロレスカードゲーム」。
主要な開発元は株式会社グレイト（GREAT）で、広島のPLUM開発室が手がけた。
大人向けタイトルの続編やリニューアル版が複数リリース。
シリーズには複数のタイトルがあり、特に「SPECIAL」は18禁指定。
バトルは3VS3形式のカードゲームで、選手強化や技習得が可能。
当初は成人向け要素があり、水着剥ぎデスマッチなどが特徴だった。
第3作から団体経営要素を導入し、話題を呼んだ。
解答集にはゲーム内のキャラクターやストーリーが掲載され、漫画化も行われた。
続編では育成システムが進化し、プレイヤーの選択によって物語が変わる。
アニメ、ドラマCD、小説などのメディアミックス展開が行われた。
主なキャラクターにはマイティ祐希子、結城千種、武藤めぐみなどがいる。
シリーズの特徴にはシナリオやキャラクターデザインの工夫が見られる。
各作品で使用される技やシステムは徐々に進化している。
初期の作品はスチルのみだったが、後の作品ではボイスが追加されたり内容が充実。
ゲームプレイには様々な試合モードが含まれており、多様な楽しみが提供された。
男性ファンだけでなく、女性ファンにも支持された。
ネットワーク対応した携帯用アプリも開発されたことがある。
最終作『レッスルエンジェルスサバイバー2』が出た後、シリーズは未発表のまま終了。
アートスタイルやキャラクター設計は優れたイラストレーターが手がけている。