コンシューマーゲーム大辞典

『ランボー』（原題: First Blood）は1982年のアメリカのアクション映画。
ディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』を原作としている。
主人公はベトナム帰還兵のジョン・ランボー。
社会から孤立したランボーと保安官ティーズルとの対立が描かれている。
映画は、アメリカのベトナム帰還兵の苦悩をテーマにしている。
スタローンはこの作品でアクションスターとしての地位を確立した。
ランボーは退役軍人として疎外感を抱え、戦争のトラウマに苦しむ。
保安官ティーズルはランボーを偏見で排除し、対立が激化。
ランボーは強力な戦闘スキルを持つが、相手を殺すことは避けようとする。
物語はランボーが都市を逆襲していく展開を含む。
大佐トラウトマンがランボーの理解者として登場。
映画の終わりではランボーが大佐に抱きしめられ涙を流すシーンがある。
本作はアクション映画でありながら重い社会的テーマを持つ作品。
本作の内容とラストは原作と異なり、続編の制作を可能にした。
日本では『ランボー』というタイトルで広まっている。
映画の成功後、シリーズ化され多くの続編が製作された。
撮影中、スタローンは実際に負傷し、体調が悪化した場面がある。
映画に登場する武器は実際の銃器が使用された。
舞台は架空の田舎町として設定され、実際はカナダで撮影されている。
ランボーの存在はその後のポップカルチャーに影響を与えた。