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風のリグレットシリーズ

『リアルサウンド 〜風のリグレット〜』は、1997年に株式会社ワープから発売されたセガサターン用のインタラクティブサウンドドラマ。
本作は視覚要素が一切なく、音だけでプレイする独特な形式。
プレイヤーは音声でストーリーを聴き、選択肢によってストーリーが分岐する。
主題は恋愛で、タイトルは「風」(台風)と「リグレット」(後悔)に由来。
脚本は坂元裕二が手掛け、音楽は鈴木慶一が制作。
作品には「1つのハッピーエンド」と「4つのバッドエンド」が存在する。
セガサターン版は1997年7月に発売され、1999年にはドリームキャストに移植。
ゲームはオートセーブ機能があり、視覚障害者向けに取扱説明書が点字で提供された。
プレイヤーは音声を聞きながら選択肢に応じて行動を決定する。
故郷への帰郷をテーマにしたストーリーが展開され、主人公は失踪した恋人を探す。
音質や演技力に関しては評価が分かれたが、音だけでの想像を促す点が評価された。
2024年7月にはオーディオブックとして再配信される予定。
シリーズの次作として『霧のオルゴール』の企画が発表されたが、発売には至らなかった。
本作は多くの音声と効果音を使用しており、臨場感を盛り上げている。
録音には特別なマイクや音響システムが用いられ、立体音響を実現している。
主人公の声は俳優の柏原崇が担当。
ストーリーは小学生時代の約束が重要なテーマとなっている。
難易度は易しめで、自然にハッピーエンドに到達できる。
ラジオ版も1997年に放送され、特別版として制作された。
ゲームはプレイヤーの想像力を刺激する意図がある作品である。
販売されたソフト数 *1
2
ソフト国内総売上数 *2
0
ソフト世界総売上数 *2
0
*1 サイトに掲載している数 *2 サイトに掲載している販売数のわかっているソフトの合計

風のリグレットシリーズシリーズ 一覧

基本情報
売上本数
発売日
価格