コンシューマーゲーム大辞典

『北へ。』は北海道を舞台としたノベルアドベンチャーゲームシリーズ。
開発はレッド・エンタテインメント、販売はハドソン。
1999年に第1作『北へ。White Illumination』がドリームキャスト用で発売。
続編は同年に『北へ。Photo Memories』、2003年に『北へ。〜Diamond Dust〜』がPS2で登場。
『北へ。〜Diamond Dust〜』はTVアニメ化され、コミカライズもされた。
シナリオは長山豊が手掛け、キャラクターデザインはNOCCHI。
ゲームはプレイヤーが選択肢を選び進むアドベンチャー形式。
主人公は高校2年生で、夏と冬に北海道を訪れ恋愛を進める。
特徴的なシステムC.B.S.でコミュニケーションアクションを取り入れている。
具体的な観光地や店舗が実名で登場、北海道活性化キャンペーンに関与。
ヒロイン達はそれぞれ異なるバックグラウンドを持つ。
各ヒロインとの関係性に基づく多様なエンディングが存在。
音楽は池毅が手掛け、メインテーマソングや関連CDも発売されている。
シリーズの続編『北へ。〜Diamond Dust + Kiss is Beginning.〜』が2004年に登場。
主に恋愛や友情のテーマを扱っている。
キャラクターの個性が物語に重要な影響を与える。
PR活動では記念イベントや商品販売が行われた。
全体を通じて「人との触れ合いや心の交流」が重視される。
アニメやラジオ番組も展開され、メディアミックスが行われた。