コンシューマーゲーム大辞典

『斑鳩 IKARUGA』は、トレジャーが製作した縦スクロールシューティングゲーム。
2001年12月20日にアーケード版が稼動開始、NAOMI基板を使用。
2002年から2018年にかけて多様な移植版（DC、GC、XBLA、Steam、Switch、PS4など）が発売された。
アーケード版は「プロジェクトRS」の第2作目であり、前作『レイディアントシルバーガン』から続いている。
ゲームの特徴は、白と黒の属性を持つ攻撃システムで、敵弾を吸収して利用できる。
チェーンコンボのシステムを採用しており、同色の敵を連続して倒すことでボーナスを得る。
ゲームの目的は、敵を単に撃破するのではなく、高いスコアを維持すること。
プレイヤーは属性を変更し、敵弾を吸収する戦略が求められる。
グラフィックやBGM、ストーリーが高評価を得ている。
物語は、主人公・森羅が鳳来ノ国の支配に反抗するテーマ。
エンディングに登場するキャラクターは森羅、篝、天楼など。
ゲームは2人同時プレイに対応している。
使用プラットフォームやモードによって異なる操作設定が存在。
練習モードやお試しゲームモードも用意されている。
各移植版においても基本的なチャプター構成が同様。
上記移植版の中には、特典が付属した限定パッケージ版も含まれる。
自機や敵機には実在する鳥類がモチーフとなっている。
難易度はイージー、ノーマル、ハードが選択可能。
プレイヤーが属性をうまく活用することで、異なる攻撃パターンが生まれる。
ゲームデザインはアドリブプレイが難しく、出現パターンを把握する必要がある。
ゲームのサウンドや演出も広く称賛されている。