コンシューマーゲーム大辞典

赤塚不二夫（本名：赤塚藤雄）は1935年に満洲で生まれ、2008年に亡くなった漫画家・タレント。
漫画家を志すきっかけは手塚治虫の『ロスト・ワールド』を読んだこと。
1956年に貸本漫画『嵐をこえて』でデビューし、後に漫画雑誌での連載を開始。
1962年に『おそ松くん』と『ひみつのアッコちゃん』で人気作家となる。
1967年には『天才バカボン』が大ヒットし、以後『もーれつア太郎』なども成功。
戦後日本のギャグ漫画の先駆けとして「ギャグ漫画の王様」と呼ばれる。
フジオ・プロダクションを設立し、アニメ制作にも参加。
アニメ『おそ松くん』や『天才バカボン』などが何度もリメイクされ続けている。
今も赤塚の作品は多くのイベントや記念展で取り上げられている。
健在の間はアルコール依存症に悩まされ、最後の方は入院生活を送っていた。
彼の死は日本の漫画史に大きな影響を与え、漫画界から多くの人が弔意を表した。
デビュー以来にわたる海外でもの評価がある一方、家族や故郷への思いも強かった。
赤塚の作品には社会的メッセージや弱者への配慮が表れている。
彼の作品キャラクターは、彼自身や家族をモデルにしていることが多い。
笑いとユーモアを重視し、独自のスタイルで漫画界を舞台に大きな足跡を残した。
関西の人々に対しては好意的でなく、自身の出身地・新潟に強い愛着を持っていた。
赤塚作品は広範なメディア展開がされ、近年もアニメ化され人気を集め続けている。
彼の生涯は困難に満ちだったが、困難を乗り越えた創作活動が高く評価されている。
人気漫画家の中でも唯一無二の存在感を放ち、日本のコメディー作品に多大な影響を与えた。
2001年には新年会が開催されたが、元気な姿が話題になった。